ちょっと気になったのでメモ。
Amazonのせいで街の本屋さんがどんどん潰れているそうだけど、そもそも街の本屋さんって必要なの? どんな職業なら価値があるのか? - 台湾在住サラリーマンの徒然なる日々
こういう、「なになにのせいでダメになった」みたいな話はよく聞く。そういう話が出るたびに思うのは、単に生産性が低いところが淘汰されるだけじゃね?ということだ。※農家のような生産性が低いにもかかわらず何故か補助を受けていたりするところは、特にこういう反論が目立つ。
なぜ反論するのか。それは上記サイトでも指摘しているように「楽ちん」だからだ。※農家も稼ぎが悪くても何故やめないのかと聞かれると、「自分の時間がたくさん持てるから」みたいな答えが多かったという話を聞いたことがある。楽ちんを味わうと忙しいことが苦痛になってくるものだ。人間は怠ける動物だからね。
だけど思い出して欲しい。俺が小さいころ街にあった肉屋も魚屋も八百屋もほとんどなくなった。ガソリンスタンドもかなり減ったし、小さな酒屋はコンビニに姿を変えた。ボウリング場、ゲームセンターも極端に減った。あんなにあった映画館もグッと減ったが、新しいコンセプトの映画館が誕生して盛り返しつつある。それでも時間とともに「昔はよかったよね」なんて言う人はどんどん減っている。
経済はドライだ。そこには感情など存在しない。需要のないところに供給は生まれないだけである。当然、そこで働いていた人は働き口を別に求めただろう。世の中なんてそんなもんじゃなかろうか。