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2021年03月09日

コミック市場が過去最大の売上を記録したらしい

[つれづれなるままに]
コミック市場が賑わっているらしい。これまではジャンプとかが大賑わいだった1995年が最高だったとのこと。ちなみに1995年のジャンプは、SLAM DUNK、SHADOW LADY、MIND ASSASSIN、ドラゴンボール、みどりのマキバオー、とっても!ラッキーマン、るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-、ボンボン坂高校演劇部、地獄先生ぬ~べ~、ジョジョの奇妙な冒険、キャプテン翼 ワールドユース編、こちら葛飾区亀有公園前派出所、DRAGON QUEST ダイの大冒険、影武者 徳川家康、NINKU -忍空-、RASH!!、ろくでなしBLUES、BOY、BAKUDAN、王様はロバ -はったり帝国の逆襲- などが連載されていた。すっげー豪華。俺はこの頃はジャンプ、マガジン、サンデー、チャンピオン、ヤングジャンプ、ビッグコミック、ビッグコミックオリジナル、モーニングあたりは必ず読んでいた漫画好きである。ところが今ではほぼ何も読んでいない。俺のマンガ離れと時を同じくして、紙媒体のコミック誌は衰退の一途をたどっていた。そんなコミック誌が、なんと過去最高の売上を記録したというのだからオドロキだ。

2020年コミック市場は過去最大の6126億円 『鬼滅の刃』と巣ごもり需要が要因

この記事では、賑わった原因を『鬼滅の刃』と巣ごもり需要としているが、多分違う。電車とかに乗って周りをよく観察すればわかるが、スマホなどでマンガを見ている人がとにかく多いのに気がつく。そして、その人たちは決して有名なマンガばかりを読んでいるのではないこともわかるはずだ。

売上拡大の騎手は電子媒体なのは、異論を挟む余地はないだろう。ではなぜ電子媒体がここまで流行っているのか。これは販売方法が超優れているからだ。まずはタダで読ませ、面白かったら買って続きを読む。そんなビジネスモデルがニーズに完璧にマッチしたのだ。著作権云々で融通の効かないビジネスモデルを頑なに守っているところとは一線を画している。俺はこのビジネスモデルが市場を盛り上げている最大の要因だと思う。賑わっていれば面白い作品を仕上げる人も増えてくる。で、面白い作品はネットとかで話題になり、ますます売れる。そういう正の連鎖がうまく回っているのだ。上の記事を書いた人はそんなこともわからんのかな、と思う。

その他に、電子書籍には「安い」「すぐ読める」「かさばらない」という大きな利点もある。特に「安さ」においては、超有名タイトル出ない場合は一話100円未満で、サクッと手が出せる価格だ。ま、よく考えたら雑誌より逆に高いのだけれど、少量他品種で好きなものだけつまめるってのは大きな強み。

日本が誇るマンガ文化は、これからもどんどん賑わっていくんじゃなかろうか。


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posted by oyajiman at 2021年03月09日 22:00:00



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