最近システムエラーの多い
にほんブログ村に、
記事募集の案内を見かけた。10周年を迎えてということらしい。このブログは開設して11年目になるので、にほんブログ村より古いということになる。エントリも4000を超えてるし(苦笑)。この企画、システムが不安定な時期にシステムに余計な負荷をかけてしまうかもしれん企画なのに、リスクを恐れず実施に踏み切ったスタッフに乾杯である。ますます不信感を募らせる結果にならないよう祈る。
といったイヤミはさておき、
にほんブログ村はブログの素晴らしさを世に伝えたいらしい。だが、残念ながらブログなんて素晴らしいもんじゃない。もし素晴らしいと感じるブログがあるとすれば、それはブログというシステムが素晴らしいのではなく書き手が素晴らしいのだ。それを忘れちゃいけない。
ブログをやっているとコメントが付いたり、今は廃れてしまったTBがついたりと、リアクションがあるのが楽しいのは事実だ。しかし、それも少しの間だけ。気が付くと書くネタが尽き、いつの間にか熱が冷めていく。決してブログは狭義でのコミュニケーションツールにはなりえないのだ。この辺りは
実体験から見た放置ブログに関する雑感や
続かないブログを見分ける方法に書いたことがある。コメントがつくならまだいい。ほとんどのブログは
6HOTだから存在自体が知られておらずコメントなどつかないのである。その状況を打開するため、みんなあの手この手でアクセスを稼ごうとする。気が付くとアクセス乞食となってしまい、続ける理由が本来の目的から遠く離れたところに行ってしまっているブログのなんと多いことか。本末転倒じゃね?
では何が面白いのか。それが無いのである。面白いことがあったからこそこのブログを10年も続けてきたと思われるかもしれんが、無い。確かにコメントやはてブがついたりするのはモチベーションになる。しかし、そんな話題になるネタなど多数持ちあわせているわけではない。
それでも続けている理由は、自分の記録だからにほかならない。一番の読者は自分自身であるので当然といえば当然だ。自分のための記録としてブログというシステムを利用しているのである。そもそもこのブログは自前でサーバを構築するノウハウなどの記録用に作った。その後、洋ゲーの日本語化とかも記録として保存してある。バイクの調子や走行距離なども記録してあるし、ムカついたこととかも書いてある。全ては自分用だ。そんな記録を積み重ねていった結果、
ある効果があることに気がついた。これが一番の素晴らしい点かもしれんね。
いずれにせよ、ブログなんかに多大なる期待をして時間を浪費するのはムダだと認識した方がいい。それでも続けたい人は続ければいいし、飽きたらやめればいい。そんなもんだ。全然素晴らしくなんてないんだよブログは。