ちょっと面白いなーと思った話をひとつ。
とある会社で賃金の見直しがなされた。当然ながら給与が上がる人もいれば下がる人もいる。上がる人からは大きな文句は出ないが、下がる人の中には納得できない人も出てくる。なかには「俺は給料分しか働かない」なんて言う奴もいる。要は「下がった分は働かない」と言うわけだ。
この言葉には大きな矛盾がある。それは「給与をもらう側が給与を決めている」という点だ。下がった分働かないということは、下がった分に見合った労働力、業績を自分で決めていることになる。これはテストを解答と照らし合わせずに自己採点するようなものだ。そんな言葉を平気で口にできる奴は自分に能力があると勘違いしている奴か単なるバカとしか言いようがない。自分の給料は自分で決めるが払うのは経営者なんて都合の良い話があるわけないだろドアホ。