最近地震の中心というか震源がだんだん関東方面にずれてきているような気がする。15日も
茨城県南部を震源とするマグニチュード5.5の地震もあったし。
3.11の大震災は、その2日前の3月9日に
三陸沖を震源としたM7.3の比較的おおきな地震があった。後で考えると、この地震はあの巨大地震の前触れだったのではないかと思われるわけだ。今回の15日の地震も何かの前触れだったりして。
話は変わるが、3.11以降の地震はなんとなくヌメーっと横に動く地震が多い。揺れ幅が大きくて横にゆーっくり動くのだ。だから震度の割には倒れるものも少ないし被害も少ないのではないかと思う。3月11日のときは山形で震度5弱、4月7日のときは仙台で5強の地震を味わったわけだが、揺れ方とかから言えば2008年06月14日の岩手・宮城内陸地震(M7.2)や2005年08月16日の宮城県沖(M7.2)の方がひどい揺れだったような気がする。
やはり記憶の中で一番は
1968年十勝沖地震だ。アレは生まれ故郷の八戸で味わったのだが、今考えても震度5なんてレベルじゃない。なんたって高さ90cmくらいの箪笥が倒れちゃうくらい揺れまくった。3.11をはじめとして経験している大体の地震はよろけながらも歩けたが、あの地震は歩くことさえできなかったようだ。俺はたまたま二段ベッドの下に腰かけてTVを見ていたのだが、目の前の全ての物がひっくり返ったといっても言いすぎじゃない。縦揺れは本当に恐ろしい。
昨年の猛暑、今年の記録的な積雪・大雨、そして大地震。今年は梅雨明けも早かったし、まだまだ天変地異は続きそうな気配なのが嫌な感じ。次は台風や落雷、竜巻、親父かな?