Linuxからアホ話まで、何でもありでござる
2011年02月27日
人を見る目と第六感
[つれづれなるままに]
しばらく前の話になるが、知人の知人から「とある人間を雇ってくれないか?」という打診があった。男女間のもつれで会社を辞めざるを得なくなったのだが、仕事もできるし悪い奴ではないので面倒見てほしいというような話だった。話を持ちかけてきた人はそれなりに信用できる人だったのでそんなに大きな間違いはなかろうと思い、話を持ちかけられた知人と一緒に取りあえず会うことにした。
会ってみるとこれといってインパクトがある風でもないが特段悪い点も見当たらない。男女間のもつれというからもう少しカコイイのかと思っていたのだがそうでもない。話をしながら「給料もそんなに多く貰っていた風でもないのによく女に使う金があったなぁ」とかどうでもいいようなことを思ったりしたが、まぁそんなの大きなお世話だろう。ただ、表情が少々わざとらしいのが気になった。
一緒に会った知人は好印象だったようで「なかなかいいんじゃない?」とか言っていたが、俺にはなにか引っかかるものがあって素直にいいとは言い難かった。それでもこれといって悪いところもないので「まぁいいかもね・・・●●さん(紹介してきた人)が大丈夫と言うんだったら大丈夫なんだろうね。」と言っておいた。
本当であればできるだけ早めに人員を補充しておきたかったのだが、なんだか気になったのでこの件はしばらくぶん投げておいた。先方からもなぜか問い合わせもないようで、本当に働く気があるのか疑問に感じながらも敢えてこの話題には触れないようにしておいた。なぜそんな行動を取ったのかはうまく説明できない。本当に「なんとなく」だったから。
しばらくしてから、紹介された人間が金のトラブルを起こしていたことが発覚したらしい。慌てて採用していたらその事実が発覚する前に採用になっていたわけで、ぶん投げておいたおかげで結果オーライ的な感じになった。
昔からそうだが、俺の第一印象はかなりよく当たる。当たるといっても俺とウマが会うかどうかとか、本当に信用できる人なのかというくらいのレベルでしかないのだが、これがかなりの確率で当たる。最初に引っかかるものを感じた奴は途中がよくても絶対にうまく行かなくなるし、「やっぱりああいう人だったんだ・・・」と落胆してしまうことがほとんどだ。逆に「ええっ?あの人が?」というような経験はほとんどない。何か事が起こると、ほとんど「やっぱりね」という感じなのである。これは直感的なものなので説明のしようがない。今の俺がとりあえずそれなりに生きてこれたのは、この勘が俺を可愛がってくれる人のほうに導いてくれたからなのかもしれんなぁと、最近思うのである。
posted by oyajiman at 2011年02月27日 23:00:00
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