歴史的大勝の民主は高速道路を無料にしますなんてのたまっていたが、本当に無料にするのだろうか。無料になったらうれしいけれど、ETC1000円に釣られてETC付けた人とかタマランだろう。それだけじゃなくて、環境云々とかで騒いでいる人も多いようだ。
そもそも高速道路の料金所をETCに変えたがる理由がよく判らない。ETCみたいに人の手を介さないものにどんどん変更していって料金も下げて、その一方で「雇用がぁ」なんておかしい話だ。
その昔、高速道路の料金は今より高かったし二輪も普通車も料金は同じ、さらには二輪は二人乗りでの乗り入れ禁止だった。いつの間にか二輪と軽自動車は普通車より安くなったし、二輪の二人乗りも解禁になった。それでも二輪の料金が軽自動車と同じなのはおかしいと思うし、二輪のバカ高いETCの機材をつけなければ安くならないなんて不公平も甚だしいと思っている。
移動手段には鉄道、飛行機、船などもある。なぜ自動車だけ優遇されるのだろうか。日本の移動に関わる費用はJR料金が物差しになっている。高速は利用料金だけ見ればJRより安いが、一人での利用の場合はガソリン代も入れるとJRの方が安かったりする。自分で運転して疲れるにも関わらずJRより高くなるのは納得出来ないのも事実だ。
車の利用頻度をあげると、駐車場などの移動以外に関わる費用がどんどん増える。今までの道路族は道路以外から稼ぐ方法を見つけたのだろうか。それとも、道路特定財源が一般財源化した場合、道路をどんどん使わせて補修とかの維持費の予算を多くとる方が得策と判断しているのかもしれんな。