DoCoMoのCMを見ていて、寒くなることないですか?
DoCoMoダケなんて普通の神経であれば口にするのもはばかられるくらいの駄洒落だと思うのですが、それをガチでCMに載せるだけでなくキャラクターまで作ってしまうものすごさ。ダジャレという軽いノリではなく、完全に駄洒落と漢字で書かなければならない
でんじゃらすじいさんレベルです。
もっとお寒いのは、その寒いフレーズを金をかけてなかなかの出来栄えの物にしてしまうこと。その絶妙なアンバランスを計算してるのだとすれば恐るべしですが、携帯機種の豪華さを見る限りでは計算されているものとは到底思えません。
これは多分NTTにしか出来ない技です。NTTの頭の固い上層部が変にフランクな振りをすることによって起こる、NTTの企業体質があってこそ起こることだと推測してます。
「部長、このキャッチフレーズは○○○で行こうと思うのですが…」
「うーん、ひねりが足りないねぇ。ドコモだけなんだから、ドコモ茸と掛けるとか一工夫ほしいね。」
「あ、部長、それいいですね。さすが部長。」
「いやぁ、そうかね?」
「部長のセンスはすばらしいです。センスと言うより団扇です。」
なんて下らんことで決まった感じがします。だから他企業じゃ多分無理。もう少しひねるかセンス良く出しちゃうでしょうから。
901シリーズもすごいです。いくら9シリーズで音楽が聴けるからといって、
オンガ9はないでしょう。そのうえキャンペーンがミリョ9だなんて文字にするのも気恥ずかしく、ほほがほんのりピンクに染まります。ここまで来ると音楽のジャンルもヨウガ9とかホウガ9とかクラシッ9とか69=54とか言ってほしいものです。で、それ以外はなかなかカッコイイポスターだったりして、その絶妙なアンバランスに軽いめまいを覚えます。
ポスターやCMを見るたびクラクラします。このNTTの攻撃はいつまで続くのでしょうか。
あ、ドコモ自体どこでもの駄洒落か。社名自体が駄洒落だもの、しかたないですよね。こりゃ失礼しました。