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2004年10月21日

資金繰り

[こんな仕事やってらんね]
某会社の資金繰り計画は滅茶苦茶である。毎月資金枯渇が叫ばれているのだが、どういうわけか資金が回ってしまう。アナタの会社はそんなことないはだろうが…

なんで予測できないのか薀蓄を垂れてみよう。

まずは収入。大きく分けて現金収入と売掛収入の2つがある。現金収入に関しては、商取引終了後すぐに有り高がわかる。しかし、予測の段階では商品や販売規模などの考え方で全てが変わってくる可能性はある。だがこれは相手が現金で買う以上、傾向値から大きく外れることは少ないと言えるだろう。もうひとつの売掛収入は、資金面ではいつ回収されるか予めわかっているものであるから、きちんと記録をしておけば商取引終了後の回収計画は問題ないはずである。予測の段階では現金収入と同じことが言えるが、多少ぶれが大きくなる可能性も否定できないのは確かである。

しかし、資金回収は売上の推移に連動するものであるから、大きな流れからは逸脱することはあまり無い。特に事業規模が大きくなればなるほど、はずれは少ないであろう。

ではなぜ収入予測がくるうのか?その理由は大きく分けて3つあろう。1番目は根本的な問題で、「売上発生個所を把握していない」と言うことである。これは売掛先も含めた話であるが、要はどこに何をいくら売っているかわかっていないのである。そういうところは意外と多いはずだ。2番目の理由は、「既に商取引が終わった売上について、いついくら回収されるのか把握していない」ある。これは一番目のことと大きく関連があるのだが、「よきにはからえ」的な経営をしているとおのずとそうなってしまう。3番目として「予測の精度が低い」となる。資金計画がボロクソの会社は、この3つが全て滅茶苦茶なのである。どれかひとつでもしっかりやろうとすると、この全てを確実に行うことになるのである。

支出に関しても全く同じ事が言える。収入と違う点は、「支出は抑えようとすれば抑えられるものである」ということだろう。要は買わなければいいのだ。既に買ってしまったものに関しては、必ず払わなければならない。こんな既に確定した支出の数字をいくら集めたって何ら改善しないのは、だれが考えたってわかることだ。自分の小遣いで考えればよくわかると思う。

結局のところ、収入に関しても支出に関しても、まず確定しているものは確実に計上するのが第一歩である。そのためには詳細な数値を拾い集めなければならないし、拾い集める為の業務確立が必要不可欠である。その数値があれば、精度の高い予測を行うことも十分可能になるはずである。その合算が資金繰り計画に反映されるなければならないのだ。しつこく言うが、とにかく確定した実数が把握できなくてはどうしようもないのである。実数を正確に把握せず、思い込みとか願望で数値を作っていくから狂うのである。

こんなこともわからない経理担当者、たくさんいるんじゃないかな。

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posted by oyajiman at 2004年10月21日 20:12:09



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