リゾート開発で知られる「星野リゾート」の採用条件が話題らしい。
大変申し訳ございませんが、星野リゾートグループでは喫煙者は採用いたしておりません。それが企業競争力に直結している課題であるからです。
この条件の是非はともかく、企業競争力に直結しているというのはあながち間違っていない。というか、多分正しい。特にリゾート関係ではそうだ。
俺も昔は喫煙者、それも結構ヘビーだった。だからタバコの臭いは平気だ。ついでに言うと、喫煙者に対する風当たりは少々強すぎる気がする。タバコが嫌いな人が自分の周りでの喫煙を咎めるのは良いとして、喫煙者の人格まで否定してしまうような風潮は行き過ぎだ。責めるべきは行為であって人格ではない。それなのに一部の嫌煙者は健康被害を盾にとって異常なまでにタバコを毛嫌いし、人格攻撃としか思えないような言動や行動を取る。俺はそういう人たちの人格こそ疑われるべきであると思っている。
とは言うものの、やはり今は禁煙が大きな世の中の流れだ。自分の好みのために他人の嫌がることを強いるべきではない。だから喫煙者はそうでない人に必要以上に気を配るべきだ。それが根本的な考え方であり、それに基づけば全てはたばこを吸わない人を基準に考えるべきなのは言うまでもない。となれば、特に人に楽しんでもらいたいリゾートでは、喫煙者の意見は自ずと排除される場面が増える。
喫煙者の思考はどうしても喫煙者の肩を持つ方向に傾きがちである。それは上記の企業にとっては望むべき方向性ではない。
俺はこういう考えは支持していきたい。