タイヤを変えてから3週間近く経ったが、仕事の関係でマシンに乗れなかった。なので交換後に長い距離を乗るのは今日が初めてだ。だけど交換してから結構な日数が経っているので、なんだかそんなにウキウキしない。
走り始めて「やっぱり新品は違うなぁ」と改めて思う。動きがとにかく軽いのである。本当にタイヤがコロコロ転がっている感じで、無駄なところにパワーが逃げず、きちんと路面にパワーが伝わっている。倒しこみもとても軽い。前に履いていたRoadAttackに比べると、全体的に固い感じがする。
あまり違和感を感じないまま走っていると、なぜか路面が濡れまくっている。今日は降水確率10%なのに、山沿いは天気が不安定らしい。濡れた路面でも特にグリップが不足する感じはしない。
どうもこの道はずっと濡れているようなので、一旦引き返して違うコースへ行く。こちらは路面が乾いていてGood。しばらく走っていると、急にタイヤが柔らかくなったような印象を受けた。一皮むけた上にタイヤに乾いた路面でやっとタイヤに熱が入ったからかもしれん。今までの感触とは全く違う、芯はガッチリしているが表面はクニュクニュしているというか、そんな感じ。
ちょっと深めにバンクさせてみると、その旋回力にちょっとシビれた。コーナリングフォースをタイヤがしっかりと推進力に変えている感じというか、スキーでスキー板がしなって加速する感じというか、まぁそんな感触だ。
それでもこのタイヤのバンク角はハンパなく深く、俺の腕だと端までなんて到底使えない。特にフロントは今までのタイヤの中でも端がかなり残るだろうな。深くバンクさせればいいってものじゃないけれど、どうせなら端までしっかり使いたいと思うのは見栄のなせる技かもしれん。
交換記念に写真をアップ。最初どのくらいの溝の深さだったのか、確認用にも使えるので・・・
Front左側
Front右側
Rear左側
Rear右側