とある雑誌をみていたら、面白い技術が載っていた。それは過冷却現象を利用した冷凍技術で、急速冷凍とかでも実現出来なかった細胞膜を破壊させないまま冷凍する技術らしい。
「CAS凍結」って何?
急速冷凍機の一種にアルコールを使った冷凍技術がある。通常の急速冷凍機は空気を使って温度を下げるが、これはマイナス30℃とかのアルコールを使って冷凍するもので、空気より比熱が高いためより速く冷凍できるらしい。これはかなり使えるかもと思っていたが、CAS冷凍はそのさらに上を行く感じだ。
このCAS冷凍、過冷却の状態を人工的に作り出して全ての水分を一気に結晶化させるというものだと理解したが、なるほどその方法だととても良い状態で凍るに違いない。この技術を使えば、たとえばレストラン等での料理の作りおき、それもかなり完成された状態での作りおきが可能になるかもしれん。調理人の作業量の平準化を図りながら、かつ仕入れ価格を睨んで生産することができるようになるかも・・・
ちょっと真面目に検討してみようかな。