先日床屋に行ったときの話。俺の行く床屋は従業員は四名ほどのようで若いねーちゃんが一人だけいる。四名といっても一人は休みなんだろう、行くといつも三名しかいない。その床屋には一年くらい前から行くようになったのだけれど、どうせ同じ料金なら若いねーちゃんにお願いしたいのがオヤジというもの。だよな?中年オヤジ諸君。だがこのねーちゃんに当たったのは一回しかない。なんでじゃ。CIAの陰謀か?
などと思いながら床屋に入ると、今回はその若いねーちゃんだった。こりゃラッキー。で、散髪されながらこのねーちゃんに当たる確率を計算してみた。
まずはこのねーちゃんが床屋にいる確率だ。四人のうち三人出勤だとすれば、単純に3/4だな。その次に、その三人の中からねーちゃんに当たる確率は、これもまた単純に1/3となる。だからねーちゃんに当たる確率は3/4×1/3=1/4ってことになる。なに?やっぱり4回に1回くらいは当たっておかしくないんだよな。うーん、サンプル数が少ないのでなんとも言えんが、ちょっと偏っているようにも・・・
というくだらんことを考えているうちに髭剃りに入るねーちゃん。俺が座った位置は左上からエアコンの風が吹いてきていて、左側が乾きやすい。それなのに、ああそれなのにそれなのに、ねーちゃんは俺の顔にワシャワシャと泡を塗りたくり風の当たらない右側から剃り始めやがった。そっちからやったら左側を剃る時には乾いてるだろボケ、と脳内ツッコミをかます俺。だが、そんな俺の杞憂などどこ吹く風で髭剃りは無事終わった。
するってーと、今度は隣のにーちゃん(20代後半くらい)と店員との会話が聞こえてきた。
にーちゃん「髪が短いと乾かすのとか楽でいいよね。」
店員「そうですね。洗ってそのままでもいいですよね。」
にーちゃん「仕事行くときはどうでもいいんだけど、出かけるときには気を使うからね。」
おー、そうだったのか。仕事での身だしなみよりプライベートでのおしゃれ優先なんだなー。俺は昔から全く逆だったので、この意見は非常に新鮮だったよ。
とまぁ、床屋で感じたことをちょっと書いてみた。じゃあの。