今日はとってもいい天気。気温も12月とは思えない高さで、今年最後のライディングには絶好の日和だ。だけどちょっと訳あって今日は出かけられなかった。今日を逃すともうバイクに乗れる日はかなり限定されてしまうんだろうが、仕方が無い。こういう日には冬場に備えてバイクを磨いておくに限る。
ということで、少々時間をかけてバイクを磨くことにした。買ってから一度もオイルを差していないチェーンのメンテは必須だ。雨風には直接当たらないようにはしているが、完全屋内ではないので、冬の間にどこかしらにサビが浮くのはどうしようもない。しかし、そのサビを少しでも抑えられるようにしたい。
まずはそのままだとメンテしにくいので、アンダーカウルを取り外す。慣れの問題なんだろうけど、NSRとかよりカウルを外すのは少々面倒だった。
アンダーカウルを外すときに細かい小石がポロポロと落ちてきた。それなりに汚れないよう気を使って走っていても、こういう小石の巻き込みはどうしようもないんだよね。俺のカラーリングからCBR600RRはエンジンがカウルでフルカバーされちゃったので、エンジンとは初のご対面だ。
リアのスイングアーム周りもかなり汚れていて、この際だからリアのフェンダーも外して拭き取る。
タイヤから巻き上げられて汚れている部分は水で濡らしたダスターなどでも十分綺麗になるのだけれど、チェーン周りとかは、チェーンオイルでネバネバにくっついた小石とかでいっぱい。こういうのは洗ったってそう簡単に落ちるもんじゃないので、ウエスに灯油を浸して拭き取る。油には油で・・・だよ。なんで灯油かというと、簡単に手に入るし、灯油って意外と早く揮発しちゃうから都合がいいんだよね。チェーンも灯油を大目に染み込ませたダスターで拭くと、とっても簡単にぴかぴかになる。
拭き取った後には当然チェーンオイルを塗布するんだけれど、スプレー缶の奴を塗布するとあっちこっちに飛び散ってその後が大変。だから俺は灯油を染み込ませたダスターの上にチェーンオイルをスプレーして、そのダスターでチェーンをもう一度拭く。写真はウエスにチェーンオイルを吹きかけたときのもの。このウエスでチェーンをフキフキで出来上がりだ。
こうすると直接スプレーするより薄く均一にチェーンに塗布できるんだよね。チェーンオイルは灯油でよくのびるようになるし、灯油はそのうち乾いてしまうのでチェーンオイルだけが薄く残るって寸法。ちなみに左の洗面器の中のキタネー液体がチェーンの汚れを取った灯油ね。
冬場にサビが浮く代表はチェーンとディスクなんだよなー。どっちもこの2週間くらいで薄ーくサビが浮いてやがった。うーん、これでは冬場が恐ろしいなぁ。