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2009年09月01日
踏み絵としての選挙
[これでいいのか]
他の報道機関は完全無視を決め込んでいたようだが、ニコニコ生放送では話題の柱であった諸派がある。そう、
降伏時津厳冬幸福実現党だ。
大家輪龍鳳大川隆法率いるこの自称政党はみんなの期待を裏切らず、見事玉砕してくれた。
幸福実現のサイトに行くと、
今回の選挙の総括が出ているではないか。早速見てみると、そこには驚くべき一文が載っていた。それがこれだ。
選挙区によっては、母体である幸福の科学の信者数にもはるかに届かない得票数もあり、信者の信仰と政治選択に分離があるものと思われました。
すごい、すごすぎる。信者数に等しい得票だけは獲得できると思っていたのが、実際はそうではなかったわけだ。思惑が外れたとはこういうことをいうのだろう。
パッと見ただけであれだが、今回の選挙で幸福実現が立てた立候補者数はどの政党よりも多っかたように思う。当然
供託金も積んだだろうし、ほとんどが没収点に達していないだろうからほぼ全額没収であろう。その金額は9億円を越えるのかもしれない。その損害はこの団体からしたら大したことない額なのだろう。
それにしても、この後のこの団体の行動が楽しみである。特に、上記の「母体である幸福の科学の信者数にもはるかに届かない得票数」しかなかった地域の信者はどのような仕打ちを受けるのだろう。誰かヲチする人はいないのか?
選挙には「踏み絵」としての機能もあるとこを、改めて思い知らされた。
posted by oyajiman at 2009年09月01日 23:00:00
コメント
小選挙区が300万円で比例区が600万円なので11億を超えています。また、没収される好捕は、最低限のポスターなどを除いて、選挙カーなどの選挙費用も公費でまかなわれません。ある意味、今回の選挙で一番貢献しています。
「オレの本は紀伊国屋・新宿支店では、いつもベストセラーなのに、何で一人も通らないんだ?」「俺の先輩のショーコーも、一人も通らなくて、捕まっちまったしなぁ、やべーかなぁ」とかそんな感想ではないでしょうか。
好捕←候補の誤字です
>ある意味、今回の選挙で一番貢献しています。
なんだか脇腹がイタい。
企業だったら社長の首が飛ぶような所業だと思うけど、税金面で優遇されているからこんなことしても許されるのかなぁ。宗教法人ってなんで優遇されるんだろ。もっとばんばん課税すればいいのに。
と誰かが言っていました。
よく誤解があるのですが、宗教法人は課税されない訳ではないのですよね。
お布施など「運営に賛助」されたお金は非課税ですが、本を売ったなど「売上」は課税対象です。
そう考えると「税金もっていかれても、まだドブに捨てるように金使える」とますます異常さが目立つという…
日本人はまれに見るほどの無宗教な国民だと思うのですが、なぜか新興とか擬似とか似非とか頭文字は流行って、その上ずいぶん羽振りがいいようですね。
ほぼビジネスなんだから、きちんと課税しようぜ。
と、知人がわめいています。
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「オレの本は紀伊国屋・新宿支店では、いつもベストセラーなのに、何で一人も通らないんだ?」「俺の先輩のショーコーも、一人も通らなくて、捕まっちまったしなぁ、やべーかなぁ」とかそんな感想ではないでしょうか。