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2009年08月25日
RVFとNSRはそっくりだ
[Bike!Bike!Bike!]
ホンダのV型エンジンに最初に出会ったのはVFR400R(NC24)だった。それまで乗っていたバイクはCBX400Fで、クセの無い軽いフケ上がりが素敵なエンジンであった。それと比較し、V4は低回転からトルクがあり高回転では暴力的なほどのパワフルさであった。加速度的にフケ上がっていくインライン4と比べ、V4はアクセルを開けた分だけ加速する感じである。3000rpmを越えていればどんなギアでもとりあえず加速していくのには本当に驚かされた。ただ、CBX400Fとはあまりに性能や特性が違いすぎ、NC24は訳がわからないままだった。乗りこなしたとは到底言えないレベルのままだった気がする。
その後、超スパルタンなフォルムに一目惚れしてNSR250R(MC18)に乗り換えた。こちらは同じV型でも2st250cc、車体も軽いしエンジンパワーもVFRよりは低かったため、NC24より楽しく攻めることが出来た。あまりにMC18が面白かったので新型はもっと面白いだろうと思いMC21-SPを購入したが、こちらはやや期待はずれ。性能は素晴らしいのだけれど、MC18のような面白さはなかった。
その後しばらく空白の期間を経て、今度はNC35に乗っている。NC24から20年ぶりにV4に戻ってきたわけだが、あの印象深かったエンジン特性はそのままだ。ただ、乗っていると、以前とは違った感覚も覚える。まるでNSRのエンジンそっくりなのだ。一定速度で走っている時のエンジン音はまさにNSRそのもののように感じるときさえある。同じ90°V型で、かたや4stでもう一方は2stである。爆発間隔はほとんど同じなのかもしれない。
7000rpmを越えてからの細かな振動もそっくりである。その振動はインライン4とはまったく異質で、どんな回転数でも振動の大きさや質はほとんど変化しない。また、NSRでの9000rpm OverとRVFの11000rpm Overの暴力的な加速感もまた同様である。
エンジン特性だけでなく、コーナリング特性もMC21とNC35は瓜二つである。あまりに似すぎていて不気味なほどだ。つっこみでもRVFはバックトルクリミッターが働くため、まるでNSRのようなエンブレの効きだ。
発売時期が近いから、操縦性が似ているのも当たり前なのかもしれんけどね。
posted by oyajiman at 2009年08月25日 23:00:00
コメント
すごいですね、まさか乗っている感覚でそんなことまで分かるなんて。
実はNC35の4st90°V4 360°クランクと
NSRシリーズの2st90°V2は燃焼間隔が全く同じなんですよ~
V4特有の幅の細さでディメンションもNSRに近いでしょうし、強ち間違いではないかと。
いやぁ、乗れば多分誰でもそう感じると思いますよ。不思議なんですけど、載っている時に感じるエンジン音も「あれ?これNSR?」と思ってしまうときもあったくらい似ていました。ただ、あのNSR圧倒的な軽さは如何ともしがたかったですし、ほぼノーマル状態では絶対的なパワーはRVFの方がありました。当たり前ですけどwww。
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実はNC35の4st90°V4 360°クランクと
NSRシリーズの2st90°V2は燃焼間隔が全く同じなんですよ~
V4特有の幅の細さでディメンションもNSRに近いでしょうし、強ち間違いではないかと。