先月、ついに50%を切ってしまったIE軍団。IE8が本格的にバラ撒かれた5月は、ブラウザシェアに変化はあったのだろうか。
そのまえにお約束。これはGoogle Analyticsで当サイトのデータを集めたもので、世間一般を表すものじゃないのでよろしく。
5月までのブラウザシェアの推移はこんな感じ。
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IEが土俵際で踏ん張り、シェアを51.8%にまで戻した。前月比で1.7%増だ。逆にFirefox系は前月比で1.7%減の35.6%となった。
Version別のブラウザシェアの推移は次の通り。
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大きくシェアを伸ばしたのは予想通りIE8。前月比で2.9%増の6.8%となった。腐っていても強いね。自動更新恐るべし。とはいうものの、自動更新とかで配布している割には思ったより伸びていないというべきかもしれん。IE8に押されたせいか、他のブラウザは軒並みシェアを落としている。IE7が0.4%減の25.4%、IE6も0.6%減の19.4%、Firefox3.0.xは1.1%減の33.3%、Safariも0.3%減の3.4%となった。IE8以外で唯一シェアを伸ばしたのがChromeで、0.4%増の4%となっている。
シェアを落としたFirefoxだが、Version別のブラウザシェアではFirefox3.0系が全体の1/3を占めており前月に引き続きTop。この数値はIE7とIE8を合計した数値より上で、IE8のリリースで多少シェアが落ちたとはいってもNo1の地位は揺るぎない感じだ。
じわじわ来ているのがChrome。Version2.0もリリースされ、この勢いで行くとOperaを抜き去るのも時間の問題だろう。ちなみにChrome2.0.172.28は
the acid3 test100点だった。すごいねー。マルチプラットフォーム化するようだし、一番勢いがあるって感じだね。
さて、今月の結果が楽しみだ。
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