男子サッカーは御承知の通りアメリカに1-0で負けた。たった一瞬の差だったと思うが、これがサッカーというもの。Quakeで例えるなら、日本はすばしっこいが武器はブラスタで柔かく、アメリカは動きは遅いがレールガンを装備した硬い敵といったところか。もっと言えば、日本は弾を避けるのはうまいが当たらないAIMがへたくそなプレイヤーだ。特に敵が目の前に表れると、ただ撃つだけなはずなのに焦って狙いを外してしまう。柳沢症候群とでもいうべきなんだろうか。
冗談はさておき、実力的にはアメリカに負けてはいないと思うが優れているわけでもない。結果は実力通りとしか言いようがない。体格やパワーの差を走力で補わなければならないはずの日本だが、気温の高さのせいだろうか、今一つ精彩が見られなかったのは残念だ。選手はそれなりにがんばったと思うが結果が付いてこなかった。
一部では
反町日本黒星、早くも崖っぷち/サッカーみたいに、「
40年ぶりのメダルがかすんだ。」などと誰もそんなに期待していないことを白々しく恥ずかしげもなく書いているところもあるようだが、出場16ヶ国を見たって日本が実力的に下位クラスであるは誰が見たってわかる。要はオリンピック出場の16ヶ国枠、ワールドカップ出場の32ヶ国の中に滑り込むのがやっとの実力でしかないのだ。ましてや
期待の司令塔・19歳の香川、若さを露呈(ISM) - Yahoo!ニュースにあるような、個人が“戦犯"になるような話ではないのだ。
このような真剣勝負の経験をどんどん重ね、こつこつと地道に力をつけていくしかない。ナイジェリア、オランダともアメリカ以上に手強いのは確実だ。予選を突破してガチンコ勝負を一試合でも多く経験してもらいたいのが本音だが、まずは目の前の2試合を全力かつ冷静に戦ってほしい。
それにしても相変わらず中国の観客は醜いようだ。出来ればオランダ戦とかで非常に醜い反日感情をさらけだしてもらいたいと思う。その様子が全世界に流れ、自分達の姿がどのくらい異常なのか客観的に判断してもらえば、少しはまともになれるかもしれない。
奴等は野人ですから。
と、わたくしは思料するのですけれども、あんまり表立っては言えないし、わたくしには何の政治的力も無いので、悔しいのです。