昨日の朝のこと。目覚めると頭がいたく吐き気がし、首の周辺がものすごく痛い。
ここ2・3週間非常に体調が悪く、先週も医者に行ったばかりである。医者の見立ては
アベシンゾーよろしく「機能性うんたらかんたら」であった。この「機能性・・・」とういう奴、悪いところが特に見当たらないのだけれども調子が悪い、つまり機能が低下しているのが原因であろうというなかなか都合の良い病名なのであるが、ほんとうに調子が悪いんだから仕方がない。
ということで、先週の休日は寝まくった。とにかく寝た。それなのにああそれなのにそれなのに、休み明けにその症状がますます悪化しているのだ。あんなに寝たのに全然直っちゃイナイどころか悪化してるとはこれいかにである。どういうことなのか、俺の体を小一時間問い詰めたいのだが、自分の体なので問い詰めても無駄ってもんだろう。
そんな事を思いつつ「
倒れたら会社休める、ふふふ」と、ちょっとうれしかったりする俺はなにか間違っているのかもしれない。
ぶっ倒れる程でもないので取り合えず会社に向かうが、電車の中でもなんだか変な汗が出てくる。頭の痛みは一向に収まる気配もなく、吐き気も当然のごとく次から次へと襲ってくる。会社に着いても症状が改善するきざしさえ無い。これは本格的に「
もう駄目かもしれんね」と思いつつ、いつ帰ろうかとうきうきしていた。
そして、会社に着いて1時間くらいしたころ、それは突然やってきた。
なんとまぁ今までの具合の悪さが一気に解消したのだ。雲が晴れるように良くなるとはまさにこのことだ。頭痛や吐き気や悪寒がして、ある一定の時間が経つとうそのように回復する。これは単なる「
二日酔い」の症状ではないか。一昨晩日本酒を一合ほど飲んだのだが、そんな量で二日酔いになるなんて想像もしていなかった。だから二日酔いとは全く気が付かなかったのだ。
あぶねーあぶねー。こんなので病院に行っていたら単なる笑いものになっていただろうな。