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2009年03月03日
サーバ再構築したいな - 仕様大幅変更で再構想
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メディアサーバはどうにか動かせたような気がするが、このサーバマシン、常時電源を入れているわけではない。なぜ常時動かしていないのかというと、CPUがTDP89WのAthlon X2 5600+で発熱量が比較的でかいこと、HDを3台搭載していること、ケースFANが2個ついていること、ビデオカードにもFANがついていていること、つまり、非常にうるさいという理由からだ。
しかし、このメディアサーバマシン、単なるビデオ関連のファイルサーバ的な使い方だけでも思った以上に便利である。VMwareServerも走らせているので他のOSでチョコチョコなにかをしたいときにも使えるし、なにより違うマシンでVMwareのコンソールを開けるのも便利だ。
さらにはメモリも8G積んでいるので多少の事でも大丈夫なのだ。そんな便利なマシンを動かさないのは宝の持ち腐れと言っても過言じゃない。よって、このマシンを常時動かす方向で新しいWEBサーバも再構想することにした。
最初に書いたとおり、このマシンのネックは発熱量と騒音である。発熱量≒消費電力なので、このままで消費電力の少ないAthlon X2 5050eなどを導入するのも一つの手である。しかし何だかもったいないので、違うマシンに入っているTDP65WのAthlon X2 3600+と交換しよう。これで多少は発熱が抑えられるかもしれん。また、もう一つの大きな熱源であるビデオカードだが、サーバなので高性能なビデオカードは元々必要ではない。だから適当に安くて消費電力の少ないビデオカードを買ってきて交換するか、ビデオ内臓チップセットのマザーに交換するのがいいのだろうが、調べてみるとこのマシンに挿しているGeForce7900GSもアイドル時はそんなに電力を食わないようだ。マザー交換も面倒なので、取り合えず音の漏れにくいケースに交換してごまかすことにする。
ケース交換は比較的順調に行ったのだが、CPU交換でとんでもないことが起こった。2台のマシンからCPUを外し、サーバでない方に5600+を装着するまでは問題がなかった。だが、サーバに3600+を挿そうとしたらうまく挿さらない。おかしいなぁと思ってよくよく見ると、なんとピンが曲がってるじゃないか!いつ曲げちゃったんだろう。適当に直そうと思ったが、注意深くやらないとピンが折れてしまう可能性もある。また、ラジオペンチなどもピンとピンの間が狭すぎてうまく入らない。なにより困ったのは、ジジくさい話だがピンがよく見えないのだ。
こういうとき、やはり頼りになるのは自分の手だ。ピンを撫でながら微妙な曲がりを少しづつ直す。しかし、何度やってもなかなかうまくハマらない。これはもうダメかもしれんね、やはりAthlon X2 5050eを買えという神の啓示かもしれんね、などと思いながらクイクイッとやると見事ハマった。やったね。
メディアサーバとも兼用なので、可能性としては薄いがネットワークカードがボトルネックになるかもしれん。セキュリティ上も管理しやすいよう、ネットワークカードも一枚追加した。ピンを曲げるという自業自得な障害を乗り越え、やっとサーバの準備は整った。後はVMwareでVineLinuxを2つ動かし、現在の2台あるサーバをいずれも仮想化してしまおう。って、これが一番面倒くさかったりするんだけどね。
posted by oyajiman at 2009年03月03日 22:30:00
コメント
シャープペンシルの先っぽで直すといいですよ(芯じゃなくて、先っちょの筒です)
おおお!!
その手があったか。気がつかなかった。すっげーいい情報感謝感激です。
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