キリンチャレンジカップで、日本代表が前半の2点ビハインドをびっくり返し、ブラジルに勝った。
前半、文句のつけようがない得点を決められたが、今までの代表と違って慌てる様子や気後れしている感じは全く無かった。
22年の試合はドン引きしているにも関わらずチンチンにされたが、今回は違う。それでも引いて守るあまり主導権は圧倒的にブラジル。やっぱつえーなブラジル。
後半は打って変わって積極的な日本代表。後ろは4枚にして前からプレス。守備のサイドにスペースができるが使わせない。最初の得点はブラジルのミスだったが、それを南野がしっかりと決めて1点差。伊藤のクロスに中村が合わせ、そのボールがDFに当たり同点。最後は上田がビシッと決めて逆転。びっくりだ。前半は守り、後半勝負ができるなんて。これでW優勝国8カ国のうち、スペイン・ドイツ・アルゼンチン・ウルグアイ・フランス・ブラジル6カ国に勝ったことがある国になった。
今日の試合を見ていても、技術的にもフィジカル的にも見劣りがしないチームになったのは嬉しい限りだ。パラグアイ戦のグデグデ感は一掃され、特に後半は攻守の切り替えの意思統一がしっかりできていたと思う。ただ、鎌田・佐野・堂安が交代してからはパラグアイ戦の代表みたいになったのはいただけない。
この勝ちに慢心することなく、より高みを目指してほしい。