RossoⅣで200Km走ったのでそのインプレ。
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見た目は特に変わりなし。操縦性もPower5と大きな違いは感じられない。なのでサスセッティングも一切変更なしである。いろいろなサイトを見ていると、RossoⅣとPower5ではケースの硬さに違いがあって、RossoⅣの方が硬いのだとか。だが、そんな違いも良くわからなかった、最初は。ただ、路面のギャップを拾った時、RossoⅣの方が収束が速いかな?という感じはした。
大きく違いを感じたのは峠に行って少々ハードに走った時だ。特にブレーキングで大きな違いがあった。Power5はフロントブレーキを強くかけると少々怖さがあった。止まらないと言うかフニャフニャしているっと言うか・・・わかるかなぁこのニュアンス。なので必要以上にハンドルに力がかかってしまう。だが、RossoⅣは違った。ブレーキングがビシッと決まるのだ。握れば握るほどゴムまりのようなポヨン感があって、且つふらつきなどは一切ない感じ。ハードなブレーキングが面白いのである。フロントブレーキを引きずったままコーナーに入っていくフィーリングもすごくいい。ケースが硬めと言うからゴツゴツするのかな?と思っていたが全くの逆。Power5はポヨンポヨンしすぎていて、そのポヨンポヨンのおつりが来ていたのかもしれない。とにかく若干ハイペースでメリハリをつけて走るとかなり楽しい。
グリップはPower5でも申し分なかったが、RossoⅣも十分すぎるほどある。というか、俺じゃ使いこなせない水準なのは確かだ。バンクさせていったときの安心感も申し分なし。一度これらより上のハイグリップタイヤを履いてみないと、このタイヤがどの程度なのかは判断できないだろうなぁ。ま、これよりハイグリップだったら、今以上にグリップ力は把握できないのだろうけど。
さて、RossoⅣはどのくらい持つだろう。