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2021年08月02日

オリンピック女子サッカー スウェーデン戦

[決めてくれ~~]
オリンピック女子サッカーの準々決勝は、グループリーグで米国を破って堂々1位通過のスウェーデンである。チリ戦から、FW菅澤→田中、MF林→中島、DF宝田→南、北村→宮川に変更して試合開始。相変わらずピリッとしない試合の入り方で、開始早々あっさりとヘディングで先制される。その後は五分五分と言うよな試合運びで、23分には素早い右サイドの崩しから長谷川のセンタリングを田中がスネで押し込んで同点とする。前半終了間際には同じような展開から、またもや田中が詰めるが惜しくも届かず。前半は同点のままで終了した。

後半、再び開始直後にあの清水があっさりかわされ、そのままニアにズドンとゴールを決められる。一瞬バックラインが全てザ・ワールドによって時を止められたかのような動きだった。なんでやねん。その後、田中が倒されPKか?と思ったが、これはVARでノーファウル。後半11分には、逆に南がペナルティエリア内でハンドを取られPK。痛恨の追加点で万事休すである。その後、何度かゴール前まで迫る場面があったが、シュートが枠に行かない。スウェーデン側から見ると危なげない勝ち方である。つまり日本の完敗。

技術は高い選手ばかりの日本だが、判断のスピードは世界の進歩のほうが速いようだ。パスの判断、パススピード、ドリブルに入るタイミング、ボールを受けて前を向くスピード・・・全てが少しづつ遅いのである。ポジション取りがイマイチなので判断が遅れるという場面も目立った。ワンタッチで繋いで!みたいな声も聞こえるが、ワンタッチで繋ぐにはもらう前にパスコースをある程度決めて置かなければならない。もらってから「さぁどこに出そうか?」では遅いのである。そういう「頭脳」を鍛えていく必要を強く感じる。高い技術はその時間を作るのに有効に働くはずだ。ロングパスを足元でピタッと止める若い選手を見ていると、可能性を十分に感じる。この大会の悔しさをバネにして、より高みを目指してほしい。

女子サッカーの準決勝はオーストラリアースウェーデン、米国ーカナダである。みんなデカイ選手のチームばかりでちょっと萎える。デカイ選手が有利とは限らないのがサッカーの面白いところなんだが、それを具現化できるチームがいなかったのは残念。この4カ国、どこが勝ってもおかしくないなぁ。グループGから準決勝に3チームが残っているのがスゴイね

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posted by oyajiman at 2021年08月02日 20:00:00



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