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2020年11月26日

MotoGP2020年シーズンが終了

[Bike!Bike!Bike!]
波乱万丈の2020年MotoGPが終了した。コロナでカタールGPのMotoGPクラスが開催中止となり、実質の初戦で鬼の追い上げを見せていたマルケスが転倒リタイヤ。手首を骨折し、結局今シーズンはこのレースのみの参戦となってしまった。

絶対王者のいなくなったレースでは若手が一気に台頭。序盤戦はYAMAHAの活躍が目立ったが、エンジン問題が勃発したのと時を同じくして、突っ走るかと思われたクアルタラロも失速してしまう。KTMが初優勝を飾ったり、SUZUKIが安定したレース運びを見せミルが年間チャンピオンに輝いたりと、なにかと話題の多いシーズンだった。近年は信じられないくらいフロントからコケていたMotoGPだったが、中盤以降はクラッシュも減ったような気がする。そのあたりのマシンづくりはワークスよりインディペンデントチームのほうがうまかったのかもしれない。昨年はロレンゾ、ペドロサが舞台を去り、今季はドヴィとクラッチローが去る。寂しいけれどこれも時代の流れだ。その中で現役を続けているロッシは本当にタフだなー。

また、中上のレベルアップも忘れてはならない出来事だ。最終戦も予選11番手から追い上げ、5位で入賞。今の出来であれば5位以内は計算できるだろう選手になったと思う。走りにも自信が感じられ、安心して見ていられるようになった。来シーズンは表彰台の真ん中を狙ってほしい。

最終戦は何故かSUZUKIが不調。というか、レースによってチームの出来不出来の差が非常に大きくなっている。その理由はよくわからないが、ハマるポイントの幅が非常に狭くなっているのだろう。

さて、来シーズンはどんな戦いになるのか。マルケスは完全復活できるのか。

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posted by oyajiman at 2020年11月26日 22:00:00



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