土曜日の
ブロードキャスターで「熟年離婚」についての話題が挙がっていた。今の熟年離婚は夫の浮気とか暴力といったことだけでなく、積年の恨みを晴らすためというのが増えているといったような話だった。
熟年離婚の危険度チェックなんかもしてたな。
だけど、聞いていて俺は釈然としないものがあった。なんでもかんでも全て夫が悪いような風潮だが本当にそうなのだろうか。確かに女性が経済的に自立できるようになってきて、以前に比べて男性の我儘を聞いてあげなければ生きていけないなんてことは少なくなってきているだろう。だからといって女性の言い分だけを取り上げていくのはいかがなものなのか。本当に男だけが我儘で自分勝手で女はそれに耐えているだけなのか?積年の恨みは男にだってあるぞ。
上の
熟年離婚の危険度チェックだって、すれ違いに至った原因の全てが男にあるとは到底思えない。きっかけはどちらにあるかわからないが、北風と太陽の寓話の北風を地で行っては何の進歩もないだろう。
男は子供みたいに単純だから男を悪くしておけば丸く収まるのであればそれでもいいが、こんな風潮では本当に女性が力をつけたときに苦労するのは女性ではないのかと思うのは俺だけだろうか。