先ほどニュースをみていたら、「福島原発1~3号機はメルトダウンしている可能性が高く、圧力容器から格納容器燃料そのものが落ちる、いわゆるメルトスルーが起きている可能性がある」というようなことが報道されていた。メルトスルーってはじめて聞いた言葉だったのだが、俺の無知さを「いわゆる」という言葉がよりいっそう際立たせてくれて素敵だ。
で、メルトスルーって言葉はそんなに一般的な言葉なんだろうか。Google先生に聞いてみたが、ウィキにもメルトダウンはあってもメルトスルーは無い模様。なんということだ。いつぞや「ライフライン」とかいう和製英語が知らぬ間に世の中に蔓延したが、今回のメルトスルーもいつの間にか使って当たり前の言葉にされてしまいそうな予感がする。
もしかして、燃料は既に格納容器の中にさえなかったりしてね。
原子炉の温度は100℃前後とそんなに高くないようだが、これは既に原子炉の中には少量の燃料しか残っていないからなのかも知れん。というか、あっという間にメルトダウンするほどの熱量なのだから、そう簡単に冷えないような気がしないでもないし、原子炉から格納容器に解け落ちてしまっているから原子炉の温度が低いというほうが可能性として高いような気がする。
再臨界なんて起きたらどうするんだよ。逃げる準備でもしておくか?