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2010年10月10日

アルゼンチンに勝つとは

[決めてくれ~~]
ザック監督の初陣は、なんとあのアルゼンチンに勝利すると言うこれ以上ないであろう形で終了した。なんとあのセルジオさえも褒めてるぞ。よく耐えたすごいことだよ/親善試合 セルジオ越後「ちゃんとサッカーしなさい」 : nikkansports.com

そう、結果だけを聞くと「おお、すごいじゃないか」という気がする。相手はワールドカップで2回も優勝し、マラドーナやバティやメッシなどを輩出している世界の超強豪だ。それだけでなく、この前の親善試合ではスペインを4-0 4-1間違っていたので修正で破っている。今回のワールドカップでベスト16に残ったとはいえ、日本がそんなアルゼンチンに勝てると思った人はほとんどいなかったであろう。よくても「善戦したが負け」くらいにしか考えていなかったはずだ。

しかし、国名を隠して試合内容だけ見たら、どちらが勝ってもおかしくない試合であったと思う。アルゼンチンもコンディションが整わなかったのかそれとも整わなくとも楽勝と思っていたのか、今ひとつ調子が上がっていなかったのは確かかもしれない。しかし、場面場面ではやはりアルゼンチンであり、「なぜそんなパスが通る?」とか「はやっ!」とか「その切り込み方は反則」というシーンがたくさんあった。それでも日本は大きく崩れることも崩されることもなく、気がつけば岡崎の1点を守りきり勝利。あの1点以外にも数回決定的なチャンスがあったので、まぁ勝つべくして勝ったというところか。なにより、アルゼンチンに個で見劣りしなかったのが本当にうれしい。

驚いたのが、ほとんど組み合わせたことのないだろ今野・栗原というセンターコンビが十分に機能していたことだ。というか、後半途中から結構な人数の選手を交代させたが、それでもチームとしての戦い方に大きな変化が出なかったのは、この少ない練習時間からすれば驚きに値する。我らが関口も後退直後にパスミスを数本してしまったが、それ以降は無難にこなしていた。我らが代表の戦術理解・実践能力はかなり高いと見て良さそうだし、そこに戦術オタク系の監督が組み合わされたことになる。ザック監督と日本代表の相性は抜群なのかもしれんぞ。

さぁ、次は宿命のライバル韓国との試合だ。アルゼンチンとは違った意味でのガチンコ対決となるだろう。ザック監督はどのような戦い方を植え込むのだろうか。楽しみだ。


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posted by oyajiman at 2010年10月10日 23:00:00



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