ホストOSがubuntuでVMwareServer2を使っている人は、絶対に9.10へUpgradeするな。無駄な労力を使う羽目になるので、導入はしばらく見送ったほうがいい。
今日はえらい目に遭った。俺はホストOS
Ubuntu 9.04 amd64のマシンに
VMwareServer2.0.1で仮想マシンを動かし、その仮想マシン上でWindwosを動かしているのだが、出社してマシンを見るとアップデートの通知が出ている。アップデートマネージャーを開くと、そこには「9.10にアップグレードできます」というボタンがあるではないか。このマシンは8.04からスタートして8.10、9.04となんの問題もなくアップグレードしてきたので、今回もアップデート終了後に即アップグレードを開始した。
アップグレードは問題なく終了したが、カーネル関係も変わっているのでいつものごとくVMwareのモジュールも再構築しなければならない。コンソールからsudo vmware-config.plとやっておしまい、のはずだった。
しかしvmware-config.plでモジュールをコンパイルする段階でエラーが出てしまう。何度やってもだめだし原因もわからない。仕事も迫っているので諦めて9.04に戻すことにした。ここからは俺のミスと回線の遅さも絡んでもう最悪。
まずダウンロードしたubuntu9.04が32bit版で、それでインストールしたもんだからVMwareServcerも32bit版を改めてダウンロードする羽目に陥る。ここで、ふと「32bit版なら9.10がOKかも?」なんて思いつき、9.04を9.10にアップグレードする。しかし結果は全く同じで、vmware-config.plが最後まで走らない。
ダメもとでUbuntu 9.10 amd64をクリーンインストールしてvmware-config.plを走らせて見たが当然ダメ。結局9.04に戻すことと相成ったのだが、なんと手元には8.10 amd64のCDしかない。9.04 amd64は探しても見つからないし、サイトでも見つけられない。仕方が無いので8.10をインストールして9.04にアップグレードする。会社の回線の遅さも相まって本日は環境を元に戻せないままタイムアーップ、こんちくそーと思いながら帰宅した。
9.04から9.10に上げてしまうと元には戻せない。そして
9.10では32bit版、64bit版ともにvmware-config.plは走らない。vmware-config.plのようなものはVMware-Playerや製品版のVMwareWorkstation3.0とかでもあったので、9.10はVMware-Playerやその他製品もダメではないかと思う。だからubuntuでVMwareな人は9.10には手を出すな。明日もインストール&環境整備かと思うと泣けてくるよ。
ちなみに、9.10betaでうまくコンパイルを通している人もいるようなのでメモしておこう。
Ubuntu9.10betaにVMware Server 2をインストール | low level life