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2009年06月21日

部屋の広さと片付けやすさの関連性

[うんちくん]
この話題、
部屋が狭いから散らかるんだよ、という人は広い部屋に転居するしかない - 煩悩是道場

「片付ける方法」みたいな記事は役に立たない

汚部屋脱出に役立つ、たった2つのシンプルルール : ライフハッカー[日本版], 仕事も生活も上手くこなすライフハック情報満載のブログ・メディア
という順番で元記事にたどり着いた。各エントリの内容はさておき、「汚部屋脱出」と「部屋の広さ」について少々書いてみる。

まず忘れちゃいけないのが、片付けの究極は「捨てること」だということだ。「もの」が無ければ「片付け」というアクションは発生しない。「もの」が少なければ何もしなくても片付いた状態になるのである。「ものをたくさん持っているが綺麗に片付けたい。だけど部屋が狭くて・・・」なんて話は、突き詰めれば「食べたーい、でも痩せたーい」みたいな話なのだ。食うか痩せるかどっちかにしろ。

というどうでもいい前フリはさておき、部屋の広さと片付けやすさについてもう少し踏み込んでみる。

「片付ける」=「捨てる」として考えた場合、部屋が狭いほうが必然的に「捨てる」ことが多くなる。逆に、「片付ける」=「格納」として捕らえた場合は収納能力がものを言うため、部屋が広い方が有利である。「片付ける」=「格納」というのはあちこちに書かれているし書籍みたいなのも多いので、ここでは「片付ける」=「捨てる」について書いていこう。

スペースがないと人は色々考え、工夫する。必要以外の物は捨てるようになるし、スペースに入らない物は持ち込まなくなる。片付ける場合も狭い方が短い時間で済むのである。広い中でうまく片付ける工夫をするより、工夫しなければ居場所がなくなる状態にしたほうが確実に効果がでるだろう。

繰り返しになるが、「捨てる」を重視した場合は部屋は狭い方が良い。「片付ける」といいつつ、実際は「見えない場所にもっていく」だけの場合が多いものだ。だから押入れに何でもかんでも突っ込んでいたり、あまり使わない部屋が物置状態になっていたりするのである。なぜ物置状態でも大丈夫なのか?そこにあるものはほとんど使わないからそのまま放置していても問題ないのである。つまり、物置状態に放置されているものは、捨てても問題ないものと考えていい。

ではなぜ物置状態になるのか。答えは簡単だ。そこに使わないスペースがあるからである。スペースがあると、どうしても「とりあえず取っておこう」と考えてしまう。実際、事務所や店舗などでもその傾向は顕著で、広いスペースがあるところに限って不要な物が多い。それだけならまだしも、不必要な物まで買ったり余剰在庫を抱えたりと、スペースがあるだけで金が余計にかかっている事が多いのである。コスト削減するならスペース削減すれば必ず効果が出る。必要以上のスペースは罪悪と言ってもいいくらいだ。広いスペースが醸し出す誘惑に勝てる人は余りいないのである。


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posted by oyajiman at 2009年06月21日 23:00:00



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