Linuxからアホ話まで、何でもありでござる

2008年04月14日

VistaはMicrosoftの罠だった

[MSあれこれ]
Vistaに見切りをつけたMicrosoft (1/2) - ITmedia エンタープライズ

いや、うかつだった。俺としたことが、こんな単純な戦略に気がつかずにMSオワタなんて思っていたなんて、アホ杉。

VistaはWin9xのイタチの最後っ屁として出された、あの悪名高きMeと同じ位置づけだったのだ。ああ、なんたるちあ。Vistaの役割は、とりあえずの時間稼ぎと市場調査、それにハードウエア業界に対する牽制でしかなかったのだ。そりゃ売る気があるようには見えないはずだよ。

マーケット的にはXPの販売延長+Vistaで大幅なシェア下落は起こらないだろう。その間にハードウエアの方向性はなんとなく定まってきた感じだ。なんだかんだ言っても、MS社のOSはごくフツーのメーカー品にインストールされて出荷されるほうが圧倒的に多いはず。主たる顧客は個人ではなくメーカーおよび企業だ。つまり、そこそこのCPUパワーにオンボードビデオって仕様のマシンがほとんどだろう。

ここにきて、ある程度の3D性能を持ったチップセットと大容量メモリの低価格化、およびマルチコアによるCPUの性能アップなど、多分Vistaレベルでもそれなりに動くマシンがローコストで作れるようになってきた。その繋ぎとしては、Vistaは十分すぎる働きをしたと言える。ただ、少々気になるのはWindowsがいつ64bit化するのかである。16bit(Win9x)から32bit(NT系)への移行は、その人身御供をWin2kが引き受けた。今回のVistaは32bitから64bitの橋渡しになっているとは思えない。ということは、時期Windowsがその役割を担う可能性があるわけだ。

まさかFM-7のように、Windows7の次はWindows77なんてならないよね。


ブログランキング・にほんブログ村へ
posted by oyajiman at 2008年04月14日 23:25:34



コメント

コメントはありません

トラックバック

トラックバック
このエントリにトラックバックはありません
このトラックバックURLを使ってこの記事にトラックバックを送ることができます。 もしあなたのブログがトラックバック送信に対応していない場合にはこちらのフォームからトラックバックを送信することができます。.

コメントする