最近のPCを持っている人のOSはほとんどがWindowsXPであろう。WindowsXPはNT系の第3世代(NT→2000→XP)で完成度も上がり、今までのWindowsMeまでのWindows9x系と比べるとセキュリティ、安定度は格段によくなっていると思う。
しかし、単純にOSを標準的にクリーンインストールした場合のディスク占有量だけ見ても、初代Window95が200MB以下だったのに対しWindowsXPでは80倍の1.6GB近くまで膨れ上がっており、ユーザが想像する以上に
複雑怪奇になっていると思って間違いないだろう。
その上、NT系はシステム権限、ユーザ権限などのWindows9xではあまり意識することのなかった事柄まで頭の片隅に入れておく必要がある。ユーザフレンドリなのであまり意識しなくても使えることは使えるのだが、知らないで入ると
パソコンが勝手に!とパソコンがお化けみたいに見えてくることウケアイだ。
例えば、WindowsではないがOffice XP/2003に付属するIMEの
Microsoft Natural Inputで[誤変換報告]を使用すると直前の100 回分のキー入力が
Microsoftに送信されるとか、IEやOEに記憶した
パスワードは簡単に取り出せるとか、暗号化ファイル・システムを使うとWindows Updateができなくなるとか、知らないでいるとどつぼにはまったり不気味に思えたりしてしまう。
そう言った知られざる常識がうまくまとめられているページがあったので、備忘録の意味も含め書きとめておく、興味がある人は一度目を通しておいても損はないと思う。
また、Windowsの内部アーキテクチャや歴史を知る上で、
Windows 9x or Windows 2000?というページがなかなかわかりやすいのであわせて書き留めておこう。内容は少々古いが、基本的にはNT系と9x系だけなんで…