ITmedia PCUPdate:第1回 大人買いPCのトホホな顛末:轟音編 という、なかなか面白いコラムを見つけた。いや、こんなマシン、俺も組んでみたいよ。
で、ぎゃははだったのは写真についてるコメント。
ただでさえ熱を発するHDDを、ステーに隙間なく3基搭載していた。ステーをもう1つ買うなりして間を空けて設置すべきだった。せっかく“金庫ケースには”設置スペースが膨大にあるのだから……
いやー、今のHDは静かでいいけど、ひどいのになると触るのさえためらわれるくらいアチチだもんな。それを3枚重ねたら… やることが無茶でんがな。
俺の会社でも50台くらいのPCがある。死亡する時はHD不良がほとんどだ。大体2年でHDがいかれるとすると、1ヶ月に2台は死亡したっておかしくないわけだ。HDの場合、確かに前兆があるからわかりやすくていい。
だけど前に一度だけとんでもない目に会った。
そのPCはショップブランドの一番安い奴をファイルサーバ(もちろんOSはLinux)として使っていたのだけど、ある日そのPCが
突然ダウンした。何をしてもうんともすんとも言わないばかりか、BIOSから
HDを認識さえしなくなったのだ。
中を開けてみると、HDのモータは回る様だが
シーク音がしない。HDは
アチチアチ。こんなに熱くなるのはおかしいと思いふと見ると、HDのそばの
ケースファンが死んでいた。熱で一気に死亡したようなのだ。
そのHDの中には結構大事なデータが入っており、データだけでも取り出せないかと色々やったが、BIOSで認識さえしないHDからデータを読み出すなんて、一般人には無理な話。
そのHDはそれ専用の業者に持ち込まれ、データを取り出そうと試みたがその業者もバンザイした。で、そのHDは、なんとそのHDを作った
アメリカのメーカーまで送られたのだ。
だけど結局ダメ。ご愁傷様。データはHDと共に天に召されてしまいましたとさ。ああ、あのデータを作った時間と労力といったら、金額で100万近いのに…
これを教訓に、俺は会社のPCのHDがいかれたら、容量やスピードは二の次にして、とにかく
発熱量が少ないと言われている機種だけ買うようになりましたとさ、ちゃんちゃん。
あ、その死亡したHDのメーカー製品は
二度と買わないことにしたのは言うまでもないがね。