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2004年02月18日

ついに始まったワールドカップ予選

[決めてくれ~~]
またまたきましたこの季節。前回は予選がなくてちと今ひとつだったが、今回は予選から楽しめるってもんだね。

しかし今日の試合は見ていてつらかった。にわかファンは「つまらなかった」とか「だらしない」とか言うんだろうなぁ。

オイラは1974年の西ドイツワールドカップのころから見てる。そのころは、まず日本がワールドカップに出ることなんて夢にも思わなかった。別世界の出来事だと思ってた。マラドーナの神の手ゴールや5人抜きもNHKのライブ中継で見たし、ジーコとプラティニが戦った試合も見た。個人的には、そのときのブラジルvsフランスがもっとも印象に残った試合だ。

それはずっと異次元の話のような気がしていた。だから、ドーハのときは真面目に落ち込んだ。やっぱりワールドカップは夢の世界なのかなと思った。

その分ジョホールバルのときは、本当にうれしかった。思わず涙してしまったほどだ。しかしフランスでは、はっきりとした力の差を見せつけられた。技術で通用すると思えたのは、中田と小野しかいなかった。この差は何年かかれば縮まるんだろうと思った。フランスワールドカップ出場はとてもうれしかったが、現実を見せつけられた大会でもあった。

その暗い気持ちを吹き飛ばしてくれたのが、99年のワールドユース準優勝だった。あのメンバーを見て、本当に驚いた。思わずうなった。今までの日本の選手と技術のレベルが違う。技術だけならその当時のA代表よりうまいと思った。こいつらがそのまま伸びれば、世界でも十分に戦える。キャプテン翼のような夢物語でなく、現実の世界で「いずれはワールドカップで優勝したい」と言うことができるかも知れないと感じた。

2002年は、個人的にはあまり面白くなかった。トルシエのサッカーは嫌いだ。アルゼンチンもフランスもすぐ姿を消してしまったし、なぜか今ひとつ盛り上がれなかった。ほしいチケットが手に入らなかったのもあったのかもしれない。こんなにワールドカップを待ちつづけた人間にはチケットが手に入らず、にわかファンにいいチケットが当たったりして、頭にきていたのもあった。

ワールドカップには特別な思いがある。日本のワールドカップ出場まで24年待った。長い間一次予選敗退してた時期を、みんな知っているのだろうか。

今日、得点したあとに集まってくる選手たちの顔をみて、やはりワールドカップなんだなと改めて思った。ものすごい重圧と戦っていたのだなと思ったら、こみ上げてくるものがあった。特に今は一次予選なんて「勝つ」のはあたりまえのような風潮のなか、どのような形でも勝ちを収めたということはすばらしいことだ。

思い起こしてほしい。フランスワールドカップのときだって、ウズベキスタンとのアウエーの試合で、あの終了間際のラッキーな1点がなかったらどうなっていたか。

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posted by oyajiman at 2004年02月18日 13:37:00



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