働き方改革とかがやたら叫ばれ、長時間労働が絶対悪みたいな風潮になっている今日このごろ。俺は忙しいんだったら残って片付けるしか無いだろと思う反面、忙しくもないのに残業しているやつを見て超残念な気分になったりしている。
忙しい忙しくないというのは主観が入りやすいし、大抵の人間は忙しさのピークだけを記憶しているものだ。だから全体の80%がチョー暇でも20%が忙しいと「ああ忙しかった」となる。ひどいやつになると繁忙日が10%以下でも忙しいと騒ぐ。そしてそういう感覚の奴が責任者になると、全てがピーク対応みたいな配置になり、普通の日やド暇な日は労働力過多となる。
これは抜本的には部門の人事異動で対処するのがベストなんだろうが、同じ人員数でも現場の長によってかなり変わったりするから面白い。
で、業務量が一定でも恒常的に残業するやつはほぼ間違いなく能力が低いので、絶対に現場の長とかにしてはいけない。なぜなら自分の業務でさえ効率化できていないからだ。そんな人間が部下の生産性など上げられる訳がないよな。中には残業代欲しさに残業しているやつもいる。そういうやつを昇格させるなどもってのほかだしね。
業務量を数値化し、繁忙の度合いを明示することも重要。数値化することで、感覚と実態がどのくらい違うのかがはっきりと分かる。これをせずに「生産性を上げろ」なんて言う会社や上司はマネジメント能力ゼロなので、目くそ鼻くそを嫌うレベルと思っていればいいだろうね。だけど、これを見せてあげないとわからんやつもはっきり言って能力が低いことは覚えておいたほうが良いかもね。
能力が低い人は、自分の能力が低いことに気づく能力も低い