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2017年10月27日

枝葉末節なことほど盛り上がるという話

[つれづれなるままに]
先日友人から聞いた話。

友人はある団体に所属している。その団体の会合で、これからの事業の予算案が提示された。例年行っている恒例行事であり、予算案も例年通りに作成されたらしい。

しかし、その予算案を提示したところ、古参のメンバーからクレームが付いた。内容は「その費用をこの予算に入れるのはおかしい」というものだった。いや、いつも入れてるし、と思い、説明したらしいが古参メンバーは納得しない。それだけでなく、他の古参メンバーからも一斉に文句が出る始末。

友人は「ちょっと待てよ。これを否定するってことは、今までのやり方全てを否定しているってことなんだけどなー」と思い、とりあえず「会計には継続性の原則というのがありまして・・・」という話をしたがダメ。それなりの地位のメンバーなのに、会計の原則も知らないことに再び驚く友人。まぁ世の中の経営者なんてこんなもんだ。

指摘された費用は全体の数%しかなく、また、その事業を行うための会合に使われた費用である。そんな些細なところで大きな盛り上がりを見せるこの団体ってバカなの死ぬの?と思ったのは言うまでもない。こんな人達と共にする時間ってムダ以外の何物でもないよね、と友人は言っていた。

まさにパーキンソンの凡俗法則を地で行っているのが香ばしく微笑ましいと思った出来事だった。


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posted by oyajiman at 2017年10月27日 22:00:00



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