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2016年01月29日

物語に耳を澄まそうオーディブルは流行るのか

[つれづれなるままに]
しばらく前から、アマゾンの新サービス「Audible」の広告が目に入るようになった。 キャッチフレーズは 「物語に耳を澄まそう」である。簡単にいえば、ラジオ小説のネット版か?

小さいころは「日本沈没」とかをラジオで聴いた。連続ラジオ小説とかも結構面白い。実際に本を読むのとは違った楽しみがある。効果音とかが入ると、また印象が変わる。なので、試みとしては面白いと思う。

だが、問題は月額1500円という価格だ。これが高いのか安いのか、である。HuluやNetflix、dTVなどがこれより安い価格で映画などのコンテンツを提供している。サービスの提供元であるアマゾンも、映画とかは年額3,900円のプライム会員登録でかなりのタイトルを見ることが出来る。どうしてもそれらの価格と比較してしまうのだ。

サービスの提供側から考えると、コンテンツはほぼ独自で対応しなければならないし、コンテンツのターゲットも言語という制限が入る。朗読者はもちろん原作者への著作権料も発生するだろうから、考えている以上にコンテンツ作成の費用はかかると思われる。なので、最初はこんなものなのかもしれん。

こういう価格ぎめは、企業のスタンスが表れやすい。これは最初からコストを吸収するような価格を設定する企業、ソフトバンクのようにまずは圧倒的な集客を図ってから後で回収を目指す企業に大きく別れるような気がする。アマゾンは、歩合の良いアフィリエイトなどやプライム会員での集客力アップに見るように、まずは集客を優先する企業だと思っていた。だが、オーディブルは少々いままでのスタンスとは違うようだ。

今後の動きに注目したい。



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posted by oyajiman at 2016年01月29日 22:00:00



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