スキーバスの事故は、どうやらブレーキの故障である可能性が高まってきたらしい。
スキーバス事故 直前の監視カメラの映像公開
映像から観ても、録画が早送りでなければ時速80Km近くは出ているものと推測される。さほど急なカーブではないが流石に出しすぎだし、何よりブレーキランプがつきっぱなしなのが気にかかる点だ。地図を見る限り、あの距離でブレーキがフェードするとも思えないので、ブレーキが効かなくなった可能性が高いように見える。
バスはマニュアルだろうから、ギアを落としたりすれば多少のスピード制御は可能ではないかと思う。また、制動力ではいまいちかもしれんが、サイドブレーキでスピードを落としていくて言う手もあるはず。それでもスピードが出続けるとすれば、ブレーキの故障というよりアクセルが戻らなくなったのかもしれんね。で、一生懸命制御したけどダメだったという感じなのかも。アクセル付近になにか物を落っことして・・・
不思議なのは、たった3m程度の落下にしては搭乗者のダメージがとても大きかったことだ。バスに乗ってもシートベルトは絶対にするべきなのがよく分かる事故と思う。
また、この事故、報道関係が格安バスの運営体制ばかり叩き上げているのが気にかかる。問題はそっちじゃなくて、格安なバスを選ばなければならないほど通常の運賃が高いってことじゃないのか?中抜きとか規制に関わる利権とか、おかしな方ばかりしっかり確保しているから、そのしわ寄せが利用者に一番近いところで現れるのだと思うが、どうか。