日本のメーカーはすでにほぼ製造から撤退しているのは知っていたが、ついに蛍光灯の製造も禁止になるらしい。
白熱灯と蛍光灯、2020年をめどに実質製造禁止へ…LEDへの交換を促す - 痛いニュース
白熱灯はLEDに置き換えると素晴らしくランニングコストが下がる。発熱も少ないので冷房効率もあがり、寿命も長いので球切れ交換の手間も省ける。点灯時間が長いところでは白熱灯→LEDは抜群の効果ありだ。
ただ、調光が必要なところでは少々難しい面もある。LEDはその性格上、光量を絞るとあるラインですっかり消えてしまうのだ。まぁ、これも技術の進歩でかなり使えるようになってきた。
問題は蛍光灯との置き換えだ。白熱灯の場合は1/10以下の電力で同じくらいの照度が得られる。だから省エネ効果は極めて高い。だが、蛍光灯はそこそこ効率が良いため、LEDで同じ照度を得ようとすれば消費電力が1/3くらいにしか落とせない。また、省エネの効果を高めるためには安定器を外して・・・とか言われたりするし、蛍光灯タイプのLEDはまだかなり単価が高いため、白熱灯とは比較にならないくらいコストがかかる。以上、すべて実体験からの報告。
白熱灯との交換は両手を上げて賛成だが、蛍光灯との入れ替えはもう少し様子を見たほうがいいだろうね。