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2015年05月11日

トップバリュは食品のジェネリックでしかない

[つれづれなるままに]
「トップバリュやめようか」…イオン挫折、出直しへ  :日本経済新聞

俺もちょくちょくMaxValuで買物をするのだが、いわゆる地元スーパーと比べると生鮮品の残念さは半端ない。買ってきたキャベツは固く、ネギもボロボロ、常温で長持ちするはずの玉ねぎはすぐ痛む。どんな品質管理をしているのか小一時間問い詰めたい。だけどそういうもんだと諦めて利用している。だってMaxValuだもの。上記記事に出てくるトップバリュブランドは、同じような商品があったら価格で比較して買うための商品で、価格志向なブランドでしかない。そう、簡単にいえば薬のジェネリックと同じ。

コストを削って低価格で勝負というのもわからなくはない。だけどそれはあくまで加工品の話だ。スーパーの命は生鮮品じゃないのか?加工品なら品質保持時間も長いのでロスも出にくい。利幅を考えたらロスが少ない分、計算しやすいのは確かだ。

昔これと似たような手法を駅弁で展開した会社があった。その会社では結構な資金を投入して冷凍弁当を作った。これは最初は価格の面で地元の駅弁業者に恐れられたが、実際に販売してみると全く売れない。消費者は値段だけで商品を決めているわけではないのだ。結果、この弁当はいつの間にかなくなった。

トップバリュも、現在のNB商品のPB化という商品構成では消えていくのは間違いない。価格勝負だけならまだしも、元になった商品の方が品質的にも味的にもパッケージ的にも優れているものがほとんどだからだ。どうせやるなら、せめて味と内容は全く同じレベルにして価格で勝負して欲しいものだ。今のままでは単なる「安かろう悪かろう」商品でしか無く、ジェネリックと呼ぶものおこがましいように感じる。

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posted by oyajiman at 2015年05月11日 22:00:00



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