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2014年12月30日

老害は負け犬に負け犬というだけで何かが変わると思っているのか

[つれづれなるままに]
知人の社内忘年会での話。

知人の会社の忘年会の席で、知人は偶然会社を退職した友人と出会った。他の社員も知らぬ中ではないし積もる話もあったのでこちらの席に友人をしばし招き話をしていた。聞いていると、友人の会社にはかなり昔に知人の会社を退職された御仁が在籍しているとのこと。友人をよろしくというのもあり、その御仁も同席してもらったら?という話になったらしい。

少ししてその御仁も知人の席についた。最初は差し障りの無い話をしていたらしいが、酒も回っていくうちにとある社員が「○○社の業績、なかなかすごかったですね。」と言い出した。今月後半に入り、コンペチターの業績の上昇がやたら耳に入ってきているというのだ。

その話で盛り上がっていたら、突然その御仁が「君たちの話は負け犬の話だ」と言い出した。「そんなの御社の強み弱みを明確にして戦えばいいのだ」などと言う。

聞くところによると、その御仁は営業にかけては少し名が通った人らしい。その自負と以前同じ飯を食ったことのある仲間の話が情けなく思えたのだろう。

知人は「何を言い出すかと思えばSWOT分析か」と、ふーんと思い聞いていたらしい。知人には明確なスケジュールがある。自分の部署が負け犬根性なのはその部署を任された半年前からわかっている。負け犬に負け犬と言って勝てるようになったら誰も苦労しない。まずは負け犬である状況を自分達で認識し、負けたくないと思うようになってもらわねばならない。そして勝てるようになるための力を付けなければいけないのだ。

この御仁がブイブイ言わせていた頃はバブルの頃で、はっきり言って何もしなくても業績が上がった時代だ。そんな時代のノウハウなど現在はほとんど役に立たない。かろうじて通じるのは心構えのようなものしかないため、気合とか根性とか、いわゆる「KKD(経験と勘と度胸」に理論が集約されてしまう。

あまりにうざったい話ばかりするので知人はプチ切れてしまい、つい「ま、データが全てでしょ。根性とか気合で改善したら誰も苦労しませんから。」と言い切ってしまったらしい。

そもそもPCが発達する前と現在では扱う情報量が全く違う。このケタ違いに増えた情報は信じられないようなスピードで伝達され処理される。その情報の波の中で動いている人間と、その波にもまれたこともない人間は自ずと思考回路が違うのである。昔の人も情報を持っている人は強かった。それは今でも変わらない。ただ、その量が爆発的に増えた今、大事なのはその情報の価値の判別とマッチング、つまりは不要な情報の切り捨てと関連付けである。

その御仁は得意先を300件持っているとか言っていた。今の世の中、たった300件の情報ではどうしようもない。件数だけで言えばネットをいじるだけであっという間に集められる件数でしか無い。そう言うとこの御仁は、多分信用とか繋がりとか言い始めるに違いない。それも大事かもしれないが、それは単に「件数xリピート率」のどちらを優先するのかでしか無い。もっと具体的に言えば、客層別に「訪問件数x受注率x客数x客単価」の各係数をどのように設定しアクションしていくかだけの話だ。それは会社によっても営業担当によっても変わってくる。そんな多様な変数を持っている事柄に対し、データを分析し最適な解を求めずに何が出来るのかと言いたい。

こういう短絡的な思考だから、「負け犬」に「負け犬」としたり顔で言えるんだろう。だけどそんな御仁に噛み付いてしまったってことは、相手の術中にはまってしまったってこと。俺もまだまだダメだね。

と、友人は言っていた。俺達ももうすぐ老害を振りまくようになってしまうかも知れない歳だから注意しないといけないな、と思った。

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posted by oyajiman at 2014年12月30日 01:00:00



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