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2014年12月07日

無能の人

[つれづれなるままに]
昨日のエントリに関連して、とある講習会で聞いた話をそのままパクってみる。

その講習会の講師が言うには、会社にいる人間はそのほとんどが「無能の人」なのだという。なぜなら、有能な人は昇進して上位職についていくからだそうだ。上位職についたのはいいが、そこから上に上がる能力がないから今の職位にいる。つまり、上に行く能力が無い人ばかりで会社組織は成り立っているというのである。

そういう考えもあったか、と妙に納得してしまった。

そもそも昇進は普通の人にとっては未知の分野への挑戦になる。昇進させる場合は、その職務を果たす能力があると見込んで昇進させる。経験がないことをやらせるのだから、最初はある程度出来なくても当たり前である。

成長曲線は人によって違いがある。最初急激に伸びてすぐに止まる人、一定時間経過後に急激に伸びる人、いつでも一定レベルで伸びていく人・・・その人がどんな成長曲線を描くのか、はたまた全く伸びが見られないのか、それはある程度のストレスをかけつつ短くない一定期間を持って判断するしかない。ビジネスなのだから、見極めはある一定期間に求められたレベルに到達するかでドライに判断するべきではあるが、先のエントリの例のような3ヶ月程度では判断もできない。

すべての社員を無能の人状態にまで持っていくのは、実はとても難しいことなのかもしれん。


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posted by oyajiman at 2014年12月07日 10:10:00



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