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2014年05月09日

この経営者のスタンスでは潰れんじゃね?

[つれづれなるままに]
日本でネットはテレビの脅威にならない | インタビュー | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト

短期的にはそうだろうと思う。まだまだネットはTV、いや、TV局には追いつかないだろう。それはきっと報酬に関連しているだろうから。

だけれども、最近Huluに日本のTV局のコンテンツがどんどん増えてきている。TV局のコンテンツ制作能力はやっぱりそれなりなんだなと思うが、現場はTV放送だけではもうだめだと思っているに違いない。見てもらってナンボ、そういうドライでまっとうな考えなんだと思う。

TV局単体で行っているオンデマンドサービスは「価格÷コンテンツ数」をHuluなどと比べると、10~100倍くらいの開きがある。稼ぎ頭というのは決まっていて、そのコンテンツは自社で抱えて利益を稼ぎ、その他大勢は販売力のあるところに流す。これもまた非常に理にかなった販売戦略だ。TV局は確実に変わりつつある。

変わっていないのは、先の記事に出てきている「御大」であろう。過去の成功体験から離れられず、相変わらずの優位論だ。話の内容はさておいても、あのような姿勢、表情は反感を買うだけのような気がする。それも全て「今後も安泰」という意識がなせる技だ。

TVを見る人間は確実に減ってきている。特に、放送時間にリアルタイムでTVを見る人はこれからもどんどん減っていくだろう。コンテンツは選択され、CMはますます飛ばされる。既に番組は録画され、自分の見たい時間に見られるようになっており、個人オンデマンド化されている。

白物家電で人々の生活は一気に楽になった。特に冷蔵庫は食品の保管に大改革をもたらし、小売店に大ダメージを与えるに至った。しかしその冷蔵庫も、コンビニの普及でその役割が変化してきている。世の中なんてそんなものだ。いつまでも安泰でいられると思うのは大きな間違いであり驕りでしか無い。あんな人が経営の中枢であれば、TV局の行く先も見えたような気がするのは俺だけだろうか。


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posted by oyajiman at 2014年05月09日 01:00:00



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