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2013年11月14日

ものすごいアバウトなコーラの原材料費計算

[つれづれなるままに]
先日、料理にかかるコストって材料費だけじゃないからねというエントリの中で、コーラの値段について少し触れた。この件に関して、ものすごいアバウトな方法でコーラの原材料費を割り出してみよう。

先のエントリに従って、自動販売機の350cc缶と量販店の1500ccペットボトルで比較し、コーラの原材料費を割り出してみることにする。前提とする条件は次のように仮定しよう。
条件1、容器、つまり、コーラの缶とペットボトルの原材料費は同額
条件2、輸送コストなどの販売経費も同額
条件3、得られる粗利益(販売価格-仕入価格-販売経費)も同額

上記で仮定した場合、条件3の粗利額を基準に計算すると以下の式が成り立つ
缶コーラの粗利=ペットボトルの粗利・・・①

缶コーラの粗利とペットボトルの粗利については次の通り
缶コーラの粗利=缶コーラの販売価格-缶コーラの仕入れ価格-販売経費・・・②
ペットボトルの粗利=ペットボトルの販売価格-ペットボトルの仕入れ価格-販売経費・・・③

これを①の式に当てはめると
缶コーラの販売価格-缶コーラの仕入れ価格-販売経費=ペットボトルの販売価格-ペットボトルの仕入れ価格-販売経費

缶コーラの販売価格-缶コーラの仕入れ価格=ペットボトルの販売価格-ペットボトルの仕入れ価格

となる。ここで缶コーラの販売価格を350cc 120円、ペットボトルの販売価格を1500cc 160円、更には条件1から仕入れ価格の差は中身の金額差となるので、1ccあたりの原材料費をXとすれば次の式が成り立つ。
120円-350X=160円-1500X
(1500-350)X=160円-120円
1150X=40
X=0.035円

極めてアバウトだが、上記前提条件で算出するとこんなもんだ。これから算出すると、コーラの中身は350ccで12円、1500ccで52円程度となる。

実際にコーラの原液(コーラディスペンサーなどで使うやつ)の仕入れ価格から換算するとだいたい180ccくらいで20~30円なので、これは結構いい線だと思う。

まぁ物の原価なんてこんなもんだよ。こういう事実になんとなく気がついている人が増えたので自販機の売上が落ち込んでいるんだろうね。

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posted by oyajiman at 2013年11月14日 13:00:00



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