2013 U-17W杯はナイジェリアがメキシコを3-0で破って4度目の優勝、3位決定戦ではスウェーデンがアルゼンチンを4-1で退けた模様。結果を見る限りでは、フィジカルがテクニックに勝ったってところかもしれんね。
メキシコvsナイジェリアは途中まで見ていたんだけど、先取点を取られたあたりから俺の意識は飛び始め、気がついたら終わってた。泣ける。だから試合の様子はよくわからん。ただ、日本が決勝に残ってもナイジェリアにはやられていただろうな、とは思った。例えると、日本は細い針で何度も何度も正確に刺すけれど致命傷は与えられないのに対し、スウエーデンなどは刺す回数は少ないものの、槍みたいな破壊力の大きなものでドーンと来るので、たまに当たると大きなダメージを喰らう。そんな感じかもしれん。サッカーは点を取ってナンボなので、100回の「惜しい!」より1回のゴールが勝るスポーツだ。もし今のまま細い針での攻撃を続けるなら、今ままで以上に正確に同じ所を何度も何度も突き刺してぶち破るしかない。穴を開けるためには相手をへばらせるしかないのかもしれんね。
あと、もう少しタレントがほしい。オールマイティさも重要だけれど、全盛期のロナウドのような選手がいるだけでチームは一気に楽になるし戦術も立てやすくなる。当然オプションも増える。ただ、こればかりは畑を準備し種を撒いたあとは、自然発生を待つしかない。できることはトレーニングの環境整備やサッカー人気をより引き上げてプレー人口をアップさせるくらいしかないわけ。今回のU-17の試合とかを見る限り、その土壌は着々と出来つつあるように感じる。
世界をあっと言わせる怪物くん、早く出てこないかなぁ。