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2013年09月23日

半澤直樹終わっちゃったね

[つれづれなるままに]
最終回は思ったより盛り上がりに欠けた感じ。いくらドラマといえども、取締役会であそこまで暴れるなんて設定は余りにもおかしくてしらけた。アレじゃ他の取締役に反感買って当然だし、ほぼ自爆技でしかない。熱く行くのがカッコよくてスカッとするなんてどんな安物ドラマ?ってところだ。

上司のミスは部下の責任、部下の手柄は上司の手柄の言葉通り、いろいろな面倒事をとりあえず片付けた半沢と大和田の一の子分であった岸川が出向、大和田は頭取にがっちり握られ、金融庁にも貸しを残して全てはメデタシメデタシ。やっぱり頭取は頭取で、小童が立ち向かってもビクともしなかったねってところか。実際自分の会社に半沢みたいな跳ねっ返りがいたら飛ばしたくなるよね、普通。

サラリーマンは責任を分散させ波風立てずになんとなく上に上がっていくのが理想だろ。出る杭は打たれるし出ない杭は忘れ去られる。いずれも「過ぎたるは及ばざるが如し」で、中庸が大事なんだよね。実際は偏差値70台でも、60前後のところでポイントだけ70以上で動くのがベスト。というか、みんながみんな上昇志向なんて組織は気持ちが悪いしありえない。

おっと、話があらぬ方向に行ってしまったな。いずれにせよ、半沢のせいで銀行の内部はかなりの被害者が出たわけで、そんな引っ掻き回し野郎は普通は組織から排除される。だってそうだろ?ドラマの時間軸だけで見れば、引っ掻き回さなきゃ第一部は半沢一人の出向、第二部は伊勢島ホテルの社長交代くらいで全てが終わっていた可能性が高いんだもの。世の中は自分が正しいと思い込んで行動する人のほうがたちが悪く手に負えなかったりする。そんなところに常識的な「半沢出向」って結末は、とりあえずちょっとはましな終わり方だったと言えなくもないね。

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posted by oyajiman at 2013年09月23日 23:41:03



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