俺の会社でも精神的に耐え切れなくて辞める社員がたまにいる。話を聞くと、真面目で自分で貯めこんでしまうタイプがほとんどだ。こういう人は意外に多く、精神的にヤラれる予備軍は本当に多い。友人などに愚痴をこぼせるならまだいいが、本音を話せる人が居ないという人もたくさんいる。
社員の様子は気にし過ぎるほどでいい。こんな些細な事と思うようなことがシグナルであることが結構ある。そんなシグナルを感じ取り、一声かけることが本当に大事になってくる。つまり、いつでもよく見てろってことだ。よく見て会話を交わしていれば、ちょっとしたことにも気がつきやすくなる。そうしたら本人や周囲から情報を収集して、原因を取り除いてやればいい。
ストレスが必要以上にかかると、脳はどんどん疲弊していく。で、おかしな動きをするようになる。脳を不必要に疲弊させないためには、オンとオフの切替をしっかりとつけるのがよいのだという。趣味はそのためにとても有効な手段だそうだ。だが、どんな趣味でもいいというわけではなく、一人で没頭できるものがいいらしい。書道や絵画、楽器などがいいという。一人で走ることに専念できるオートバイもいいらしい。逆に音楽をかけながらのドライブなどは一つに集中できないためあまり有効では無いという。となると、インカムとかをつけて話しながらバイクに乗ったり大勢でマスツーリングというのは、脳の疲弊を防止するという観点から見れば少々よろしくないのかもしれんね。