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2013年08月17日

経営と数値感覚

[だめだこりゃ]
先日友人から聞いた話。

友人の会社で、とある奴がちょっとした内部報告資料を見て、「来月の某部門の人件費コストは前月の40%もアップするらしい」と本社に報告したという。確かにその報告資料にはそれに近い数字が書かれてある。だがそれは「この収入に対してはこのくらいの人件費でもおかしくない」という内容だったのだという。

勘違いと言えばそれまでだが、愕然としたのは勘違いをしたことではなく、その数値を疑いもなく報告し、そしてその報告を「大変だ」と言って真に受ける人たちばかりだったということだ。

俺の会社の人員は正社員が約7割、その部署にいたっては20人の内16人が正社員だ。どうやればその部署の人件費を前月より40%も増やすことが出来るのか教えて欲しいもんだ。そんなことができたら人手不足なんてありえない。仮に人の手当がついたとしても、素人ばかりでは使い物になるはずもない。そんな数値感覚も無い人達が会社の経営云々を語っているんだ。これほど恐ろしいことがあるか?マジ馬鹿じゃねえのと思ったよ。

つか、何年数字見てんだって言いたいね。数字の動きを見ながら想像力を働かせれば、実際の現場を少し見ただけで理解できるはずだ。そんなことも出来ないバカどもに大きな顔をされて、その上に数値感覚のない中でされた判断で引っ掻き回されたんじゃたまったもんじゃない。上が馬鹿だから仕事ができないってのは本当なんだよなぁ。

PL/BSも読めない馬鹿というエントリを書いたことがある俺には、至極納得出来る話だった。

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posted by oyajiman at 2013年08月17日 01:00:00



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