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2013年08月04日

一番の財産は人(Wordpress)

[つれづれなるままに]
当たり前の話なんだが、飲食店や小売店などで一番カネがかかるのが人だ。まぁ設備投資だとか仕入だとかというのもかなり金がかかるものではあるが、こちらはほぼ使った金に見合った見返りがある。だが、人は違う。人間関係を含めた職場環境によって、やたらコストの高いものになったりコスパが良くなったりする。

アンポンタンな会社は、得てして人を資産と見ず負債としか捉えていない。平たく言うと「金食い虫」としか見ていないってことだ。人をパーツにように考え、取り換えが効くものと思っている。人は募集すれば集まるし、優秀な人財もすぐにどうにかなると思っている。だから人を育てようとしないし、求めた結果が出てこなくなれば閑職に追いやる。

人を育てるのも人だし、ダメにするのも人だ。採用時にいくら優秀に見えても、使う奴がダメだとそいつも伸びない。逆に、最初はパッとしなくても、生きのいいチームに入ると大活躍したりする。そもそも、殆どの人は社会人になっても中学校程度の知識しか使ってない。だから学歴がなくとも大抵のことは務まるし、学歴があっても全く仕えない奴も沢山出てくる。その分水嶺は個人の資質もさることながら、環境、特に人間関係によるものが大きい。

昔、某ファーストフードで店長をしていた頃、そのことは嫌というほど味わった。チームの連携が取れていれば店のなかの雰囲気は良くなり、売上も増える。そして退職者も少ない。逆の場合はお客からのクレームが多くなり働いている奴の顔も暗くなりがちだ。そして、要となる人間から辞めていく。

これには現場責任者の色が強く現れることが多いが、その現場責任者の色は経営者が作り出している場合がほとんどだ。はっきり言ってしまえば、いつまで経っても退職者が多かったり体制がガタガタな組織は、経営者に問題があるってことだ。で、問題がある経営者のほとんどは、人を財産とは思っていない。

バブル崩壊後、金融機関の貸し渋りや貸し剥がしで人件費を削減せざるを得なくなり、結果として人をないがしろにしてしまう企業が増えた。そんな企業は財務体質にも問題があるが、一番重要な人財にまで手をつけてしまったため存続出来なくなってしまう。

経営はヒト・モノ・カネというが、カネはヒトとモノの価値を高めるための媒体でしかない。ヒトとモノが生み出した価値をカネという媒体に変え保存し消費していく。そして、カネ(コスト)のかけ方次第でパフォーマンスが上がるのがヒトである。ヒトに効率的に投資できない会社の結末は決して明るいものではないはずだ。財務帳票に乗ってこないこの資産を如何にして算定し価値を上げていけるか、これが企業を存続させる大きなポイントだとつくづく思う。

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posted by oyajiman at 2013年08月04日 01:00:00



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