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2013年01月22日

データのない勘は山勘って言うんだけどね

[これでいいのか]
これまたなんだかなーと思った記事。

ボーイング787のトラブルと首都圏を襲った大雪の“意外”な共通点:日経ビジネ スオンライン

確かに昔と比べたら「職人」みたいな人は減ったように感じる。だが、本当にそうなのだろうか。突き抜けた存在は減っているかもしれないが、全体のスキルとかは上がっているんじゃなかろうか。

というか、人の経験とか勘が当たるように感じるのは全くの勘違い。たまたま当たったときのことだけを覚えているからに過ぎない。記事では、予測できないからこそ人間が・・・みたいなことを書いているが、仮にそれが正しいとしても、それは単に人間の持つデータのほうが機械より有益で多かっただけだ。そもそも「勘」というのは今までのデータを脳が加工して生まれるもので、膨大なデータが無くては単なる山勘でしかない。

クイズで「完全に止まっている時計と一日に10分進む時計がある。正しい時間を指す回数が多い時計はどちらか。」というのがある。答えは「止まっている時計」。なぜなら止まっている時計は、12時間周期の時計なら一日に2回は必ず正しい時間を示すからだ。同じように、レアケースを言い当てたいならいつもレアケースだけをアナウンスしていればよい。だが、それでは予報にはならない。それでもレアケースが起きた場合、「俺は正しかった」と声を大にしてアピールすれば信じる人も出る。

「株や為替で必ず儲かる」と言って人を騙す手口は次のようなものらしい。まずものすごく多くの人にある銘柄の株価が上がると案内を出す。その銘柄はランダムだ。少し時間をおくと、ランダムな銘柄の中には本当に値上がりする銘柄がでる。今度は上がった銘柄の案内を出した人に再び同じように次の銘柄の案内を送る。これを繰り返すと、中には全て上がった銘柄の案内を受ける人が出る。で、信じてしまう。

普通の人の勘なんてほとんど当たらない。当たる人がいるように感じるのは上に書いたような仕組みによって操作されている場合がほとんどだ。それなのにあんな記事を平気で書く神経が理解できない。

というか、これって「風の息づかいを感じていれば・・・」って話と同じじゃんか。

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posted by oyajiman at 2013年01月22日 23:50:00



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