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2012年12月18日

自民圧勝

[つれづれなるままに]
16日の選挙は自民の歴史的な圧勝で終わった。ちょっと勝ちすぎじゃないと思うところもあるが、前回は全く逆で自民は壊滅的な敗北だったのだからこんなものかもしれん。

特に印象的だったのは、大きなキーワードと思われた「原発の存続」は、あまり目玉じゃなかったということだ。結果だけ見れば脱原発とか卒原発と謳っていた政党は軒並みダメだった。しかし、よく見ると「原発」しか訴えるものがなかった党であることがわかる。原発も気にかかるが、それよりいまの閉塞感をどうにかして欲しいのが本音なのだから当たり前だ。また、原発についても、マスコミも含めた政治家に近い側のほうが「アホ丸出し」だったことがよく分かる結果だったように思う。やっぱり日本人はあまり人を信用しない民族なんだなーと改めて感じた次第。

自民が勝って、保守の流れがぐーっと強くなると見る向きも多い。憲法改正だ国防軍だと、お隣さんたちにとっては気が気でない話も現実味が出てきており、韓国とか中国とかのニュースを見るとちょっと浮き足立っているように感じなくもない。これとて至極当然の流れで、特に韓国にはこれまでもかなりのお金をつぎ込んできた。(日本から韓国への戦後補償と謝罪 参照) いままではそこそこ金があったので良かったが、ここ数年はお金をつぎ込む余裕がなくなってきたのだ。だから事業仕分けだの公務員賃下げだのわいのわいの騒ぐのだ。そんな中で、自分たちが苦しいのになんで外国、それも日本のことを悪くばかり言う国に…と思うのはごく自然な感情だろう。そんなうねりがいまの右翼化歓迎につながっているように思う。

それにしても日本人は流行りものが好きなんだなーと改めて思う。今回は「流行り」が「嫌民主」だったのだろうな。でも、明確な支持政党もない。で、いくアテのないのが自民に集まったと、そんなところか。

さて、シンゾーさんは今回は大丈夫なんだろうなぁ。

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posted by oyajiman at 2012年12月18日 01:00:00



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